あすなろ通信第43号(1110)

     あすなろ通信第43号(1110)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただきお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させること、この二つの目的で発行いたしております。
 このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
   熊本市出水8丁目19-24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096-371-1234
あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 さて今月の通信は、事務局から、入会者のお知らせ、今年度第3回役員会開催される、今月の言葉をお届けいたします。どうか最後までお読み下さいますように。

   ・事務局から
1.あすなろ鍼治療院ー水前寺ーについて
 先月号では当院の熊本市の指定をとるための事務作業が進んでいることを書きました。
 本会員でもある事務員の岩永さんは、自分のスキルアップをして尚一層支援会のために役立ちたいと言って3ヵ月定期的な出勤は休ませてほしいと申し出られたので、次の二つの理由からそれを了解することにしました。
 1.目的があすなろの治療院に直接役に立つ資格を取ろうとしていること。
 2.休む間も不定期的には鍼治療院を応援してもらえるという約束が出来たこと。

2.支援センターに寄付をいただきました
 ア.八代の高見さんから湯呑み20個余り:これで会議や学習会の時にも温かな物をいただくことが出来ます。
 ロ.会員の岩永さんからストーブをいただきました:やがて寒くなりますので、治療をする時も会議の時にも安心です。

   ・入会者紹介
 今回もまた新しくご入会いただいた方を紹介できることを皆様と共に喜びたいと思います。

櫛山康江(くしやまやすえ)さん
平成23年9月13日入会
 堀江先生のご紹介なので、堀江先生に頼んでもらって本人に自己紹介文を書いていただきました。以下にそれを掲載します。

櫛山康江と申します。1年半ほど前から味噌天神の「あすなろ鍼治療院」さんにお世話になっております。
痛くない鍼治療のお陰で、長年の悩みであった肩こりや関節の痛みがほとんど苦にならなくなり、毎日元気に過ごしております。その治療効果は本当に素晴らしいと思います。
さらに、鍼治療の普及と発展のために先生方が研究会を組織され活発に活動なさっておられることをお聞きし、微力ではありますがお役に立ちたいと考え入会させていただきました。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。

   ・今年度第3回役員会開催
 7月24日にあすなろ支援センターで開催されました。それで今回はごく簡単にその内容を紹介します。

2011年第3回あすなろ支援会役員会
記録 木之田
開催日:2011年7月24日午後1時
開催場所:水前寺のふれあい通りにある「あすなろ支援センター」
出席者:才田・堀江・嶋田・藤川・長井(堀江先生の付き添い)・木之田

議題1.副会長の選出
 会長の提案で嶋田さんが決定
議題2.現在の役員の確認
 会長:才田覚
 副会長・技術指導係・会計:嶋田裕
 事務局長:堀江照俊
 庶務:藤川和代
 ホームページ管理委員長:木之田真帆
議題3.「あすなろ鍼治療院ー水前寺ー」の呼称について
 この治療院でもあり、事務局ともなるこの場所の呼び方を次のようにする。
 治療院の時は、「あすなろ鍼治療院ー水前寺ー」
 あすなろ支援会で使う時、または学習会の時には「あすなろ支援センター」と呼ぶことになった。
議題4.あすなろ支援センターに事務所強化費を、あすなろ関連はり治療院の広告費を補正予算としてくむことに決定
 この時木之田先生が今年の自分の広告費を半分提供すると提案された。
 このあすなろ関連はり治療院のご案内は1部30円でその関連治療院に買ってもらうことを働きかけることになった。売り上げは支援会が管理していく。
議題5.はりの無料体験会について
 次のことが決められた
1.初めにあすなろ鍼治療院ー水前寺ーで開催する
2.その後他のあすなろ関連はり治療院で開催を検討
3.各会場の体験会はその院長を中心に話を進める
4.開催する場合には回覧板などの町内会の協力を働きかける
5.開催する場合には予約申し込みを受け付ける

   ・健康一口メモ
   ララ先生の健康レシピ
 はり師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。

 いつもこの書き出しで始まるこの記事なのですが、今月はララ先生の体調がすぐれなかったために残念ながらお休みとなりました。早く元気になられることを祈ります。

   ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田勇
 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:23(2011年10月)

運命は その人の 性格の中にあり

作家:芥川龍之介氏の言葉です。

「何事かを成し遂げるは、その人の才能ではなく、性格です。性格を変えるためには今までの考え方を改め、習慣を変えることです。そうすれば人生が変わります。」と芥川氏は述べています。

自分の思うように物事が進まない時、それを俺は「ツイてない」とか、私は「今、運気が悪いから」など、運や易学に上手くいかない原因を転嫁する人がいます。
概してそういう人は悲観論者で、前向きな考え方ができず、自分のとり方を改めようとしません。地に足の着いた行動や努力をすることなく、失敗の原因を自分の外に求め、宝くじに当たるのを待っているかのような「たなぼた」思考です。

私も他人に偉そうに語れるような「成功談」がある訳ではありませんが、転職や脱サラの経験から物事の成否を自分の外に求めているうちは、決して前に進むことが出来ないことを実感しました。そして今まで「当たり前」だと思っていたこと(仕事の成果など)が、どれだけ多くの人に支えられているかに気づきました。

私はそういう経験から、芥川氏の言葉をすんなりと受けとめることが出来ました。

芥川氏ほどの天才が、「才能ではなく、性格」が運命を、人生を、決めると語っているのです。市井に生きる名もなき私たちは、もっと謙虚に他人の言葉に耳を傾け、自分の至らない点を少しずつ改め、愚直に生きるしかないと思います。

35歳で自らの命を絶った芥川氏、物語りを綴る作家という職業は実に繊細な感性が必要とされるのでしょう。太宰治氏や三島由紀夫氏も形は違いますが、全身全霊で自らの人生を生き抜き、最期には自らの命を絶っています…。

そうした天才たちと私たちを比すること自体がナンセンスですが、毎朝起きた時に「新しい日だ、今日も頑張ろう!!」と思うだけでも、惰性で生きるような日常から脱却し、清々しい一日の始まりになると、私は信じています。

皆さまは、いかが思われますか?
(文責:坂田)

 これであすなろ通信の今月号は全て終わります。
 季節はまた今年も爽やかな秋になりました。皆様とこのよい季節を共に楽しみたいと思います。