あすなろ通信第41号(1108)

あすなろ通信第41号(1108)
あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員相互の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員間の一体感を高めて本会を発展させることにより鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。
 このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
   熊本市出水8丁目19-24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096-371-1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/

 さて今月の通信は、新入会者紹介、事務局から、会員情報、健康一口メモ、今月の言葉をお届けいたします。どうか最後までお読み下さいますように。

   ・新入会者紹介
 今回は一月間はあきましたが、又一人の入会者のご紹介が出来ることを皆様と共に喜びたいと思います。

 中山洋治郎さん
 平成23年6月10日賛助会員として入会。
 中山さんは肩の痛みが鍼でラクになり、会の話を聞いて入会して下さいました。
 いつも書きますが鍼の効き目が分かる方の会員がいらっしゃることは本会にとって心強いことです。これからの中山さんのご活躍を期待いたします。

   ・事務局から
1.事務局について
 本会事務局をあすなろ鍼治療院水前寺に移す時期は着実に近間って来ております。
 上記あすなろ鍼治療院は事務員さんも見つかり、やがて会の事務も出来るようになる見込みとなりました。まだこの治療院が赤字なので事務員さんも8月から週1回の出勤となっております。どうか皆さん支援会の会員獲得に、そしてあすなろ鍼治療院水前寺の繁栄を応変してください。

2.あすなろ鍼治療院水前寺の広告費を支援会で補助していただきました。ここに記して会員と役員の皆様とに御礼を申し上げます。

3.東北地方への義援金を今度も支援会の名前で送っています。前にも書きましたがあすなろ鍼学習会の講義のテキスト代の一部をこれにあてています。送る作業はお助けウーマンの太田好子さんにしていただいています。この義援金の活動は支援会としては9月まで4回行うことにしております。

   ・会員情報
 今回は大矢野の藤川和代さんについて書きます。
 藤川和代さんは先月才田鍼専門治療院の臨床鍼師の研修講座の受講を終了され、やがて地元での治療院経営に専念される予定です。
 一応研修は修了しているのですがもう少し研修を続けるために通い続けられることになっていて、特に最近は新しく開院しようとしておりますあすなろ鍼治療院水前寺の会員準備を手伝ってもらっていますが、今回藤川和代さんのセンスのことで発見がありましたのでそれを紹介いたします。
 ある日、そのあすなろ鍼治療院の近くのお菓子屋さんに行き鍼のストックを並べておくのに都合のいいお菓子の入った菓子折を買おうとその店のご主人に話していると、そのご主人は前もって私から話を聞いていたので空き箱をいくつも用意して待っていて下さいました。いくつも区切りがある箱がよいと私が希望すると、藤川さんは区切りがなくても私が作りますからと言います。
 現在彼女は前記の治療院に来てはその箱の区切りを完成させるために頑張っています。
 これまでは彼女と鍼の話はしても工作の話はしなかったので彼女の色々な物を工夫するセンスに私は気がつかないでおりましたが私は思いました。人はいろんな才能を持っているのだな~。
 別の日にはこんな事もありました。
 その治療院の準備が終わって帰ろうとしていた時、入口のドアを閉めたら金属のドアはガタンと音がします。「うるさいね」と私が言うと、「私が何か考えます」と藤川さん。
 次の週、彼女はドアとわくとの間に何かを貼り付けてくれたらしく、ドアは静かにカチッと閉じるようになり、以来ドアの開閉に余分な気を使わなくてもよくなりました。

   ・健康一口メモ
 2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を先生のご厚意で転載いたします。

   ララ先生の健康レシピ
 はり師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。
 この健康レシピのブログアドレス
 http://lulla3722.blog.bbiq.jp/
 インターネットをなさっていらっしゃる会員の皆様は、どうぞブログを上のアドレスから直接ご覧下さい。

 今回はララ先生の記事以外で重要な記事を見つけましたのでララ先生には一月お休みいただいて高血圧発作予防に関する記事を取り上げてみました。

   高血圧発作を防ぐには
健康に配慮している人には常識的な事柄ではありますが、以下、高血圧、発作を防ぐ方法、長生きするための知恵袋、調剤薬局発行の健康通信 http://www.sohgoh.info/yakkyoku/tomida-23.htmlから記事を引用して取り上げてみます。

 血圧は外気の温度や姿勢、精神状態などによって常に変化しています。
 血圧の変化には傾向や法則、ポイントがあるので、それをうまく利用すれば血圧をコントロールできて、脳出血などの発作を防ぐことが可能です。発作を防ぐポイントは五つあります。5項目をシリーズでご紹介します。
           
 《朝の「魔の3時間」に注意いたしましょう!》
 1日の血圧の変化には一定したサイクルがあり、ほとんどの人は昼間に血圧が上昇し、睡眠をとる夜になると下降します。血圧は午前6時から9時の間に急上昇します。この時間帯を「魔の3時間」と呼び、特に注意が必要です。
 朝、目覚めたときにいきなり布団から起きることはやめて、布団の中で伸びをしたり足を動かすなど、からだを慣らしてからゆっくり起き上がるようにしましょう。また、気温の急激な変化には着るもので調整し、トイレでのいきみ、洗顔にも注意が必要です。寝ている時に発汗するので、朝は水分が不足して血液が濃くなっています。寝る前に、水を一杯(大きめのコップにたっぷり)飲むのもおすすめです。
 
 《おふろと脱衣所は危険地帯!》
 42度以上のお湯は血圧を上げます。熱いおふろに入ると急激に血圧が上がり、発作の危険が高まります。入浴は40度以下のぬるめのお湯にして、からだにお湯を十分にかけてから湯船に入りゆったりとつかるようにしましょう。
 冬場は脱衣所をヒーターなどであたため、裸になったときに寒さを感じないように注意しましょう。

 《からだを急に冷やすのは危険です!》 
 冬場の寒いときにあたたかい室内から屋外に出て冷たい空気に急にふれると、毛細血管が収縮するので血圧が上昇します。特に首を冷やすと、血管が首を通るときに冷えて脳に入るので、脳の血管を収縮させ脳出血の発作を起こしやすくなります。
 寒い日に外出するときには、必ずマフラーを首に巻き、冷やさないようにしましょう(玄関で5分過ごしてから家の外に出ることも行いましょう)。

 《便秘は厳禁です!》
 排便時にいきむと血圧は一気に下降し、その後急激に上昇します。特に便秘をすると、それだけで大腸にたまった便が腹部を圧迫するので血圧が上がります。それに排便時のいきみが加わって、血圧がさらに上昇するので非常に危険です。
 食物繊維が豊富な野菜や海藻類をたくさん食べて、水分を十分にとり、便通をよくする食生活を心がけましょう!

 《緊張と興奮は高血圧を招きます!》
 人間は緊張したり興奮すると心拍数が上がり、一時的に血圧が大きく上昇します。そのため高血圧の人がゲームやスポーツ観戦で興奮すると、血圧が上昇して発作を起こすことがあります。また、車の運転中に緊張で発作を起こす人もいます。
 血圧が高い人はゲームなどに熱中することは避けて、できるだけ気持ちに余裕をもたせ、リラックスしてすごすようにしましょう。

 この健康一口メモの内容ですが、「どうかこんな記事を載せて欲しい」「こんな質問があるけど」など、私、才田までお寄せ下さい。
電話096ー371ー1234

   ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田勇

 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:21(2011年8月)

口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう

目は人の良いところを見るために使おう

手足は人を助けるために使おう

心は人の痛みが分かるために使おう

これは私が仕事で訪れた病院(熊本市内です)の事務室の壁に貼られていた文章です。

「うーん」と、しばし考え見入ったあと、手帳にメモし、せっかちな私は即座にその事務室のドアをノックしました。

そして出てこられた男性職員の方に「これはどなたの言葉ですか?」と単刀直入に訊ねました。

すると「えぇーとですね…、すいません、分かりません…。去年ここでアルバイトをしていた女子大生が【いい言葉】だから」といって貼ったものです。」とのことでした。

「そうですか…、ありがとうございます。」と、私はあっさりその病院を後にしました。

「これだけ強い想いが込められた言葉であれば、インターネットで調べれば必ず分かるはずだ」という確信があったからです。

その日の仕事を終えて自宅に戻り、すぐにインターネットで「口は人を励ます言葉や~」という最初の1行だけを入力して検索してみると、即座にヒットしました。

腰塚 勇人(こしづか はやと)さんという方(1965年生まれ、神奈川県在住、元中学校体育教諭)の言葉でした。

腰塚さんは中学校で体育の授業を担当しながら、バスケットボール部の顧問をはじめとして、生徒たちの教育・指導に一生懸命打ち込む「熱血教師」でした。

その腰塚さんに、ある日、人生を大きく変える出来事が起こりました。

2002年3月、趣味のスキー中に大転倒、頸椎(首の骨)骨折という大ケガをして、奇跡的に一命は取り留めたものの、首から下の全身が動かないという深刻な麻痺状態になられたのです。

腰塚さんは、これからの人生を考えると言葉にできない大きな絶望感におそわれ、心は深く沈み込み、「もう死にたい」と自殺する事ばかり考えられていたそうです…。

しかし奥様やご両親、同僚の教師や生徒、医師や看護師さん、それ以外の多くの人たちの応援と励ましを受けて、腰塚さんの心は再び「動き始めた」そうです。

入院生活やリハビリでは、紆余曲折を経ながら、自分の命があらゆるものに「助けられ、生かされている」ことを改めて実感され、そしてその「気づき」をきっかけとして、奇跡的に病状は回復に向かい、4ヶ月の入院とリハビリの後、なんと職場復帰を果たされたというのです。

その間、腰塚さんのものの「見方」・「考え方」・「感じ方」が大きく変わり、教職復帰後は障害を持つ子どもたちと向き合い、自らも身体の一部に麻痺が残るという障害を抱えながら、「感謝とともに生きる」ようになられたと述べられています。

手術・入院・リハビリ・復帰後と一つひとつのプロセスを経ながら、自分を受けとめ、受け入れ、歩みを進め、そして「ありがとう」の日々へ…。心境が自然と変化されたそうです。

2003年4月から教職へ完全復帰され7年間、教職を全うされながら、「命の授業」というタイトルの本を出筆され、出筆が完了した2010年3月で教職を「卒業」されて、現在は小中学校を中心に「命の授業」の講演を通して、命の大切さを訴えられています(講演は少ない月で5,6回、多い月は20回以上もあり、まさに全国を飛び回られています)。

人間誰しも自分の意思で生れて来た訳ではありません。「生かされている」命、そこに気づくかどうかで「人生」は大きく変わると思います。

奇しくも先月ご紹介しました、株式会社ダスキンの創業者:故 鈴木精一もこの「生かされている」という言葉を座右の銘とし、『私たち商人は「仕事をしている」ではなく、「仕事をさせて頂いている」と思いなさい。』という言葉を残されています。

才田先生も表現は違いますが、あすなろ鍼法を学ばれている方、才田先生の下から「卒業」して開業された先生たちに、鍼の技術と同じくらい患者さんに対する「心配り」が大切だと教えられている姿勢を、患者として先生の治療院を訪れた際、カーテン越しに耳にしています(別に「聞き耳」をたたている訳ではありませんので、誤解なきようにご理解ください)。

私も営業マンとして日々、お客様への「心配り」を忘れないようにと頭では分かっているのですが、なかなかその「当たり前のこと」が出来ていません…。

またまた長文となりましたが、皆さまはいかが思われますか?

                                                        (文責:坂田)

 これであすなろ通信の今月号は全て終わります。
 皆様、季節は廻って酷暑の夏も峠をこえようとしております。今年は入梅も夏の始まりも例年より早く感じましたが、秋も早まることを祈りつつ皆様と共にさわやかな秋を待ちたいと思います。