あすなろ通信第55号(1210)

     あすなろ通信第55号(1210)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただきお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので皆様には会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862ー0941
   熊本市中央区出水8丁目19ー24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096ー371ー1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/

 さて今月の通信は事務局からとして2つのお知らせと1つのお願いを致します。次に新入会の方の紹介、それから後はあずにゃん無農薬野菜情報9号と、今月の言葉35号です。
 どうか最後までお読み下さいますように。

  ・事務局から
 今回は事務局から2つのお知らせと1つのお願いです。
1.はり無料体験会は先月の9月9日に終わりました。体験を希望される方は6名と多くはありませんでしたが、トラブルもなく終わることができてよかったなと思っております。
 最後にミニ反省会を5分で行った時の話は、勉強になった、良かったという意見がありました。また体験会の途中で出た意見は、次の体験会では鍼の講演もして、体験もしてもらったらどうかという意見もありましたが、反省会では難しいので来年も今回と同じやり方がいいのではという声が多くありました。
 これをいずれにするのかについては今度開催の前の話し合いで決めることにしました。
 またこの体験会には色々と会員の方のご協力をいただきました。その中の1例を挙げますと、会員のお一人が体験者お二人をあすなろ鍼治療院ー水前寺ーの会場にお連れいただきました。
 このように、この体験会はその他の行事にもいえることですが、皆様のご協力が必要です。その時々にこちらから声をかけさせていただきますので、その折には皆様のご協力をよろしくお願い致します。
2.今年度の主支援事業として2ヵ所の支援を本会で行っています。
ア.あすなろ鍼治療院ー水前寺ーへの支援。これはすでに終わっています。この内容としましてはホームページ作成及びそれに関する付属的な支援です。
イ.大矢野の藤川先生が近々鍼の治療院を開業されます。本会ではこの開業について支援することになりました。
  9月に私才田と副会長の嶋田先生ご夫妻の3名で現地に行って支援の内容を検討することに致しております。

 事務局から会費納入のお願い
 今年も年度末(12月)をやがて迎えようとしております。そこで皆様にお願いですが、支援会会費の納入がまだの会員の方にはこちらから振替用紙(記入済み)で振り込み手数料も不要な新しい用紙を同封致したお願いのお手紙を会長会計の名前で差し上げますので、どうかお忙しいとは思いますが支援会会費を近くの郵便局でお振り込みいただきますようお願い致します。
 尚、会費納入とこの上記手紙が行き違いになりました場合にはどうかご容赦下さいませ。

  ・新入会者の方のお知らせ
 今回いらっしゃったことを皆様と共に喜びたいと思います。

田中孝子さん
平成24年9月4日入会(維持会員)
 人生の先輩をほめるのは失礼ですが、田中さんは昔のお嬢さんですが、今もお嬢様みたいな心の澄み切ったやさしい心をお持ちの方です。このきれいな心であすなろ支援会をこれから応援いただけると思うと、大変支援会にとりまして有り難いことです。

   ・あずにゃん無農薬野菜情報
自然の野菜作りのことをそしてその野菜作りのおもしろさを体験談を交えてあずにゃん(川口梓さん)が今年(平成24年)の2月から連載致しております。
事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想ご意見ご提案ご要望をお待ちします。

あずにゃん第9号(1210)
 (これが書かれたのは9月中旬です)
 皆様お変わりありませんか? 昼間はまだまだあついですが、風がもう秋ですね。冷たいです。畑仕事をしていて、この夏発見と言うか、単純にスゴイ!と思った事が二つあります。
 一つは真夏36度くらいあって、Tシャツも絞れそうな程汗だくになり、木陰に入って休んでいると、ピューっと風が吹いて、それがものすごく涼しく感じるんですよね。当たり前の話の様ですが、人のこういう感覚ってスゴイなと思ったりして。。。(笑)
 吹いてる風は絶対、熱風だと思うんですけど、自分の体が濡れているせいで冷たく感じられて、単純にありがたいな~、よくできてるな~と思いました。汗をかいてなかったら、嫌なくらい暑いですよ(笑)
風がないと、本当に暑くて、どうしようもなくなりますが。。。
もうひとつは、「草」ってやっぱりスゴイと再確認です。
梅雨から秋口までの間は本当に草に追われて、畑も草だらけです。それを必死に刈ったり、手で取ったりして、それも単純に、草をただ積み上げとくのもなんなんで、ちょうど、しょうがの乾燥よけ&草よけになると思って、取った草を全部しょうがの畝に乗せました。「あ、これってやっぱり一石二鳥だ」と実感して、これもありがたく、よくできてると思いました。もう、本当に草取りってキライじゃないですが、さすがにこの時期の草の大きさも、背丈も、ハンパじゃないので参ってくるんです。そんな中の発見でした(笑)
 梅雨で元気になった草が、真夏になって刈られて、乾いてる作物を守ってくれるって、そのタイミングといい、スゴイです(笑)よくできてます。
 大変だし、私も完璧に出来ないですが、そのプロセスがステキな事だな~と、草を敷き詰められたしょうが畑を眺めて、なんだか優しい畑になったなと感じました。ちょっと、満足感でした(笑)
 今の「あずさ農園」は、残念な事に野菜がほとんど無い状態です。。。茄子やきゅうり、カボチャ、オクラがあるにはあるんですが、茄子とオクラが調子が悪いです。こういう、野菜切れをこれからないようにしないとと、反省、反省です。 茄子とオクラは予想外でした。ピーマンは全滅でしたし。。。 落ち込んでいる暇もなく、今は秋冬用の野菜の準備に忙しい毎日を送っています。
秋冬用の野菜が実ったら、また皆さまよろしくお願いいたします。
では、最後までお読み下さり、ありがとうございました。  あずさ

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:35(2012年10月)

日の光を藉(か)りて照る、
大いなる 月たらんよりは、
自ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。

夏目漱石氏と並ぶ明治の文豪、森鴎外氏の言葉です。
出版社が思い出せませんが、ある文庫本のしおりに書かれていた言葉です。
私はこの言葉、有名なことわざの
「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」=「鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうごと)なるなかれ」
(大きな集団の中にいて人の下になるよりも、たとえ小さな集団であっても、そのトップとなるほうがずっといいという意味)
と、同義だと思いました。
しかし「舞姫」に代表されるロマンチスト:森鴎外氏の言葉としては「意外」でした。
(私のイメージする)森鴎外氏は、「燈火(ともしび)」でなく、迷わず儚い「大いなる月」を選ぶはずと、思い込んでいたからです…。
ところがよくよく考えれば時代は「明治」、アメリカのたった4隻の黒船(軍艦)に徳川幕府:江戸250年の太平の世は吹き飛ばされました。
武力を背景に恫喝とも言える「開国」を迫られ、時代に対応出来ない徳川幕府を薩摩・長州藩の有志(西郷隆盛、大久保利通、桂小五郎:のちの木戸孝允etc.)らがリードする形で倒幕し、「明治維新」(1868年)という革命を、日本人だけの手で成し遂げた時代です。
作家:司馬遼太郎(しば りょうたろう)氏がその著作:「坂の上の雲」で描き、称賛した、近代日本の「国家の成長」と、それを構成する1人1人の「国民の成長」がイコール(オーバーラップしていた)であった時代の気質を、間違いなく森鴎外氏も持っていたのでしょう。
「明治人」はアジア各国が、欧米列強の「植民地」(イギリス:インド・シンガポール・マレーシア・ビルマ・香港、フランス:ベトナム・ラオス・カンボジア、オランダ:インドネシア、アメリカ:フィリピン、ポルトガル:マカオetc.)とされている世界情勢をリアルに感じ取っていました。
そしてついに隣国:清(=中国)が自国領土を「租借地」として先述の英・仏・米らに借り取られ、もはや独立国の体をなしていない状況となり、「明治人」は生れたばかりの大日本帝国(1889年)を独立国家として欧米列強と互角に渡り合える先進国とすべく、欧米列強に遅れること約100年(イギリスの産業革命:1760年代、アメリカ独立宣言:1776年、フランス革命:1789年)の状況から、天皇を国家元首とする憲法及び議会制民主主義を持つ近代国家への転換を果たし、「産業革命」の一括導入による驚異的な国内の殖産興業、近代化された常備軍の創設等を、約四半世紀の間に一気に成し遂げた、まさに奇跡的な才覚とエナジーを持った人々でした。
明治期は政治家はもちろん、多くの文化人(学者、医師、作家etc.)が欧米渡航・留学をしています。
森鴎外氏は陸軍軍医だったこともあり、ドイツへ留学しています(ちなみに夏目漱石氏はイギリスです)。
おそらく森鴎外氏はドイツ留学中に、西洋の軍事、医学、文学はもちろん、政治を学び、「自立した個人の集合体」が「国家」を構成しているという事実を肌で感じ、近代日本国民のあり方として「自ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。」という結論に至ったのではないか?と私は思っています。
皆さまは、いかが思われますか?

P.S.
そして今、「あすなろ鍼法」はまさに「明治期」を迎えているように、私には思えます。
まず才田先生(さしずめ先生は西郷隆盛でしょうか?)が「あすなろ支援会」を立上げ、独立した先生たち(西郷の志を受け継いだ、小松帯刀や伊藤博文、板垣退助たちでしょうか?)を「支援事業」で手助けし、その先生たちが「あすなろ支援会」のホームページの作成や、各自の「あすなろ治療院」をしっかりと根を張ることで、「あすなろ鍼法」を新しい鍼の「流派」として広めて行っているように思えます。
再度、皆さまは、いかが思われますか?
文責:坂田

 これで今月のあすなろ通信は終わります。
 9月9日には無料鍼体験会をあすなろ関連鍼治療院の先生方と、その他に本会会員の方とのご協力によって、あすなろ鍼治療院ー水前寺ーで行いました。最初からうまくいき、今後来年からも継続的に行い、あすなろ関連鍼治療院が力を蓄える1つの方法となればいいなと願っております。会員の皆様の応援をお願い致します(編集部)。