あすなろ通信第57号(1212)

     あすなろ通信第57号(1212)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので皆様には会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862ー0941
   熊本市中央区出水8丁目19ー24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096ー371ー1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/

さて今月の通信は、事務局からとして支援事業3報についてお届けし、それからあとは健康情報(不定期)、あずにゃん11号、今月の言葉37号です。どうか最後までお読み下さいますように。

  ・事務局から
 今回は支援事業3報についてお知らせ致します。
 第2報として先月「あすなろはり治療院ー大矢野ー」がほぼ開業ということをお伝えしました。今回もその続きを少し書いてみます。
 治療室ですが、これまでの和室を使うことになりました。そこに敷物を敷いてベッドとイスを置き、一応形を本人は整えたいということで準備を続けていらっしゃる模様です。
 支援会で設けられた販売部で扱っているベッドも買ってもらいました。
 今週の金曜(11月16日)、保健所に最終的に開設届けを出す手はずになっていて、それが通ったらすでにできている看板を立てるそうです。以前から多くの患者さんを本人はお持ちですので、仕事はうまくいくことははっきりしていて安心なんですが、これからは更に支援会のことや後輩の面倒などのことに力を尽くしてもらえたらなと期待しています。

  ・健康情報
編集部
 どうしても皆様にお伝えしたくて突然この不定期な欄を設けました。
 この支援会の会員でもいらっしゃる方が、足の親指の不調を訴えられて来院されましたので、見ますと足の親指第1指が外側に根元から曲がりつつありました。
 鍼の終わりに、私は室内から慣らせばいいので、廊下と台所では鼻緒のある草履を履いてくれませんかと頼みました。
 この足の親指の付け根からの小指側への曲がりを外反母趾といいます。この予防または悪化を止めるのは足の腹の筋肉を強めることと、親指と次の指との間に何かを挟んでやること。これらを行って親指の小指側への曲がりを止めることが必要なのですが、まず私の所では草履を使われるように提案したわけでした。するとある日その方がスポンジでできているグッズを見つけてこられて私も見せていただきました。
 必要と思われる方は事務局に問い合わせて下さい。紹介します。

  ・あずにゃん無農薬野菜情報
自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさを、体験談を交えてあずにゃん(川口梓さん)が今年(平成24年)の2月から連載致しております。
事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん第11号(1212)
悲しい時、何かに対して怒っている時、心の中がモヤモヤとして何をするにもスッキリとせず、歩みを止めてしまいそうな時。
 そんな時は皆さんありますよね?
 その問題の大きさに関わらず、心が停止状態になり、動きたくなくなります。
でも、現実は仕事もしなくちゃいけないし、子供の面倒をみないといけないしと、なにかしら体を動かして生活を続けています。 私もつい先日、悲しい事があり沈んだ気持ちで草取りをしていました。常々、薄々気づいてたのですが、人間という生き物はそんなに複雑ではなさそうです(笑)
 草取りをしていると、体を動かし草取りに集中してきて、そのうちに知らない間に気分が良くなってきて、気持ちが外に向き始めるのです。それは、今までも薄々と気づいていたのですが、実際の所、別に考える事もなく流れのままでしたが、最近、その薄々と感じていた事を確信に変え、信じてみようと思い、気分が沈んでいて考えがまとまらない時などは、わざと草取りをする事にしてみました。すると、やっぱりしばらくすると、やっているうちに考えがスゥーっとまとまり、先が見えるようになります。どうやら人間ってものすごく単純なものなのだなと思いました。悪い意味ではなく、ものすごく雑に出来ていて、その事が素晴らしくバランス良く、繊細であって、やはり生かされているのだと感じます。
私は、「癒し」と言う言葉をあまり簡単に使いたくないのですが(笑)しかし、無意識に「癒され」ているのです。自然界はわたしたちに平等にいつでもそんな力をくれていると感じます。そして、よく出来ているな~と感じるのは、自然界だけでなく、自分自身の行動でもそれを感じる事ができる事が凄いです。
 つい先日、知り合いのリハビリの先生と話していたら、なんの気なくそんな話になり、私の草取りの話をすると、リハビリではその心理的な部分が関係していて、それに基づいたリハビリをやるらしいのです! 実際にされていた事など私は知るはずもなく、なんだか嬉しくなりましたが、自分の無知さにも笑えました。しかし、確信ができたので強いですね。
自然界でなくとも、人間は体を動かす事によって内面の心理まで動くのです。やはり、考えているばかりもダメだし、悩んでいるだけではダメだし、何かわからなくても、渦中にいる時こそ動いて、自ら内面を動かすのだと本当に心底思いました。それは単純ですが、難しく、本当の強さだと思います。自分をきちんとコントロールできる人になりたいと常々思います。
日々、修行!です(笑) 楽しんでますが。。。(笑) 今回も、長々と読んで下さりありがとうございました。

  泥臭い風味が懐かしい
 編者は小さな頃、野菜が嫌いでした。しかしその中で、ほうれん草のごま醤油和えは大好きでした。子供心にもこの泥臭い風味は自然でいいなと思っていました。大人になってからはそのほうれん草を食べる機会はなく、家人に頼んで色々なほうれん草を求めてもらってもその泥臭い風味には出会えませんでした。ところが野菜好きに最近なった私はあずにゃんの野菜を食べるようになって秋のほうれん草に出会いました。なんとあの泥臭い自然な風味がします。幸せです。

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:37(2012年12月)

今より前に進むためには
争いを避けて通れない
そんなふうにして世界は
今日も回り続けてる

日本のロック・バンド:※Mr.Childrenn(ミスター・チルドレン)の「Tomorrow never knows」(トゥモロー ネヴァー ノウズ:邦訳すれば「誰も知ることのない明日」、6枚目のシングル)の一節です。1994(H6)年11月リリースですから、もう18年も前の楽曲です(ついこの間のような気がするのですが、まさに「光陰矢の如し」、自分の歳を痛感します…)。

Mr.Children(ミスター チルドレン)はバラードから癒し系の曲、また現代社会を舌鋒鋭く風刺した曲まで、幅広い楽曲を発信しているロック・バンドです。
その楽曲のほとんどの作詞・作曲をボーカルの桜井 和寿(さくらい かずとし:1970年3月8日-)氏が手掛けており、上記の詩よりも過激な(現在の日本を憂いた)詩も多数あります。余談ですが、私:坂田(1967年3月31日-)より3歳年下ですので、世代がマッチするため、多くの点で共感出来ることがあります(無論、桜井氏は大スター、私はしがない一営業マンですが…)。
そして桜井氏は、私が自分より若年で唯一尊敬している人物でもあります。
桜井氏の辛辣な風刺曲の「詩」の一例を挙げますと、
・秩序のない現代にドロップキック:「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」(1994年12月リリース)より
・殺人鬼も聖者も凡人も共存してくしかないんですね、毒蜘蛛も犬も乳飲み子も共存すべきだよと言って:「マシンガンをぶっ放せ」(1996年8月リリース)より
・受け売りの知識 教養などをほうばり 胸やけしそうなら この指とまれ:「ニシエヒガシヘ」(1998年2月リリース)より
・時代は混乱し続け その代償を探す 人はつじつまを合わすように 型(かたち)にはまってく:「終わりなき旅」(1998年10月リリース)より
・デキレースでもって 勝敗がついたって 拍手を送るべきウィナーは 存在しない:「光の射す方へ」(1999年1月リリース)より
などです。

冒頭の「Tomorrow never knows」(トゥモロー ネヴァー ノウズ)の一節は、安易な戦争肯定論でもなければ、単に「我を通せ」と言うものでもなく、1人の人間が「本気」で「真正面」から「物事」に取り組んだ時には、必ず「譲れない一線」がある。その時に付和雷同(ふわらいどう)や面従腹背(めんじゅうふくはい)といった「小手先」でかわすのではなく、波風に臆することなく明確に己の主張を貫くべきであり、人類の歴史はその繰り返しである、という桜井氏独自の歴史認識と強い想いを私は感じます。
とはいえ、それがなかなか難しいことは、皆さまご承知のことと存じます。
人間はひとりひとり皆違います。それを前提に如何にして他人と折り合いをつけ、コンセンサスを造り上げるべきなのか、凡庸な私には答えが見いだせません…。
ただ桜井氏は「愚直」に「本音」で生きることで、それが可能だと実感しているのだと思います。

あすなろ鍼法も、東京鍼科学研究会の平方鍼法をベースとしながら、才田先生の「愚直」に「己の主張を貫く」姿勢から生れ、その想いを「真正面」から受け止めた先生たちと、それを支持する患者さんたちの手によって、ここまで拡がり続けてきたのだと、私は思っています。
ちょっと生意気な結びとなりましたが、皆さまはいかが思われますか?

※Mr.Childrenn(ミスター・チルドレン)は日本のロック・バンド、略称は「ミスチル」。 活動期間は1989年から現在まで。
ボーカルで作詞・作曲を手掛ける桜井和寿氏を中心とした男性4人のロック・バンドで、シングル「君がいた夏」(1992年8月)でメジャー・デビュー後、「祈り~涙の軌道」(2012年4月)で34作目のシングルをリリース、2012年7月時点でのCD総売り上げ枚数:約5750枚(歴代2位)、1994年に5thシングル「innocent world」(イノセント ワールド)で第36回日本レコード大賞を受賞。2005年には26thシングル「Sign」で2度目の日本レコード大賞を受賞するなど、そうそうたる記録を持つロック・バンドです。
文責:坂田

 執筆者の本領がいよいよ発揮され、今月の言葉も益々面白くなり、次の号も楽しみです。どういうわけか次号もすでに届いていて、内緒で見ると益々面白く納得いきます。。皆様お楽しみに。

 これで支援会通信12月号は終わりをむかえています。
 今年この通信で始まったあずにゃんの書き手は、いつもその人柄にふんわりした中に自然体で、そして自然とつながろうとした一貫した芯の通った生き方を貫こうとしたものを持っていらっしゃることを感じて、私はそれを毎号読んでいます。
 ところで私の所に昨日届いたメールマガジンを読んでいますと、生き方には2つあって、1つは目標を設定してそれに向かって突き進んでいく方法、もう1つは天命を追求していく生き方、この後者を選んであずにゃんは生きていらっしゃるような感じがして、これもいいなと最近思わされています。
 自分にとって天命とは何か、これを求めて心や魂や脳のアンテナを張って、天命を感じながら私はこの形で野菜を作り続けるのは、天命に今もかなっているかなと問い続けて活動を続けていらっしゃる様子を感じます。
 皆様どうぞ各々の生き方でよいお年をお迎え下さい(編集担当)。