あすなろ通信第64号(1307)

     あすなろ通信第64号(1307)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので皆様には会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

   ・会員募集についてのお願い
当あすなろ支援会では常時会員の募集を行っております。
これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。
その時の資料としてあすなろ支援会へのご入会案内を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862ー0941
   熊本市中央区出水8丁目19ー24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096ー371ー1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaro-hari.jpn.org/

さて今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い、事務局からとして、
1 はり無料体験会について 第2報
2 今年度も支援事業始まる
3 皆様から葉書のご寄付をいただきました
4 パソコンの学習について 第2報
 それから、あずにゃん、今月の言葉をお届け致します。
 皆様、どうか生活の合間合間に最後までお読み下さいますように。

   ・事務局から
1.はり無料体験会について 第2報
「あすなろ鍼治療院ー味噌天神ー」で今年は行いますが、現在決まっている事柄をここではお伝えします。

1 9月か10月に「あすなろ鍼治療院ー味噌天神ー」で行う
2 対象者はあすなろ法式の鍼を体験していない方
3 会場の関係で担当者は3名以内とする。
4 来院者に関しては商業的な宣伝はしないで、各治療院の先生方や患者さん、その他の人の紹介をお願いする。

まだここまでしか決められてはいませんが今後この通信などによって細かいことをお知らせします。
会員の皆様もどうか、無料体験会があすなろ鍼治療院ー味噌天神ー(院長堀江照俊先生)で、秋に行われますことを知り合いの方にお話下さいませ。

2.支援事業について
 本会最も重要な事業であります支援事業を、皆様のおかげで今年も始めることができそうです。
 最近は毎年2名の方について支援致しておりますが、今年度もその予定で予算が組まれております。
 1名は上天草市の「あすなろはり治療院ー大矢野ー」で、前回お知らせしましたカーテンの見積もりは終わって、現在発注して工事待ちの状態です。
 もう1名は選定に難航しておりまして、現在学習者への支援も行うかなど、やや対象者を広げることも視野に入れて選定作業を実施中です。

3.皆様から葉書のご寄付をいただきました
 今年も本会会員の皆様から、そして会員以外の方からも、本会に対して葉書のご寄付をいただきました。
 ここにお名前を記して感謝し、本会の事業に使わせていただきます。皆様どうも有り難うございます。
  葉書寄付者氏名(敬称略)
鳥井ミサコ・才田覚・今村武俊。堀江照俊・中丸仁・安田テルミ・嶋田裕

4.パソコンの学習について 第2報
 高柳さんによるパソコンの指導を今年も始めていただきました。
ワープロ・表計算・パソコンを初めから習いたい・パソコンを買う手伝いを頼みたい、パソコンを買って初めの設定を頼みたい、ソフトを買ったのでインストールを頼みたいなどございましたら、相談は下記役員や事務局にどうぞ
  ・本会役員氏名(50音順)
木之田真帆:調査係、ホームページ管理係
嶋田 裕:本会副会長、本会会計係、本会技術指導係
堀江照俊:本会事務局長
才田 覚:本会会長
費用は2時間3千円です。
この費用のうち2割を本会に高柳さんから寄付されます。

  ・あずにゃん無農薬野菜情報
自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、体験談を交えてあずにゃん(川口梓さん)が平成24年の2月から連載して下さっております。
事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん第17号(2013.07)
 みなさま、こんにちは。
 先月は通信をおやすみしました事をお詫び申し上げます。
さて、今回は「畑」からは少しずれた話しになるかもしれませんが、私の中では大切にしていきたい事で、やはり引いては繋がっているんだと感じている事を書かせて頂こうと思います。
 先日、知人と話していたのですが、「教育」についてです。私にも8歳と6歳の娘がいますが、育てていく中で母親である私はいろいろな事を学びます。
 5年ほど前になりますが、私たち親子はモンゴルに行きました。モンゴルに滞在している間、子供もまだ小さかったので部屋にじっとしている事などとてもできる訳もなく、たびたび近くにある公園に遊びに出かけました。
 そこには、3才から6才くらいの近所の子供たちがみんなで遊んでいました。公園にある遊具は滑り台と梯子のような登って遊ぶ簡単なものだけです。それでも子供たちは滑り台に集まって、次から次へと、まだ前の子が滑りおりてない所へどんどん降りてきます。
 うちの子供といえば、三輪車にまたがり、その光景に圧倒され見いっていましたが、次第にその輪には入れないと思ったのかはわかりませんが、梯子のようなものに登ったり、降りたりの繰り返しを始めました。
 それを見ながら、ふと、足元をみると、なんと足元は砂利だと思っていたのですが、よく見ると瓶の割れた破片が信じられない量で落ちていたのです。
 そして、モンゴルの子供たちが遊んでいた滑り台は、板金のようなもので、張り合わせで出来ていて、ちょうど一番スピードが出る場所と思われる場所は、その滑り台の張り合わせの部分がめくれており、そこを子供たちは平気に楽しそうに滑っていたのです。
 私はそのめくれている部分にもし、子供が滑ってきたらと想像すると、鳥肌が立つ思いでした。きっと、サックリとおしりや太ももが切れて大変な事になります。 思わずその子供たちに日本語で「大丈夫?! 怖くないの?危ないよね?」と身振り手振りで言うと、その子供たちは、また平気そうにニコニコと笑顔で「大丈夫!慣れてるから」と答えました。わたしはまたしばらくその子供たちを見ていましたが、なるほど、ちゃんとみんながそのめくれている場所をひょいっと避けて滑りおりてきていました。
強いな~! 勇気あるなぁ!と私は感動すら覚えました。
日本にいて子育てをしている私は、とりたててこだわりをもってやっているわけではありませんが、でも自然の中でなるだけ自分の力で遊ばせ、親が先に助けをださないようにと気をつけてきました。意外と子供は辛抱強くやれて、出来るようになるものです。しかし、モンゴルのこの光景は私には衝撃的で今でも忘れられません。ですからこの前知人と話していてこの話を持ち出し話題にしていました。なかなか、人には話さなかったのですが、これはある意味子供の強さのような、勘の凄さ。しかし、それは経験しなければ分からない、覚えられない感覚のようなもので、この「感覚」はものすごく大事だなと思います。例えば、川や山などに行った時、いろんな危険がありますよね。蛇がいるかもしれないし、足元につまづきやすい木の根っこがたくさんあるかもしれない。そんな時に自分を守る勘というか、感覚と似ていると思います。でもこれは自分自身で経験しなければ磨かれないものだろうと思うのです。
 いくら言葉で説明してもなかなか伝わらないもののような気がします。自然の中で遊ぶと言うのは感覚というものを剥き出しにして、それと同時にまた磨かれていくのだと思います。その経験がのちのち大人になってから、勘の良さに繋がるのだろうと思います。
言葉では伝えにくいものをこれからも大事にしていきたいものです。
 最後までお読み下さりありがとうございました。
川口 梓

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:41(2013年7月)

“ Made in japan ” (メイド・イン・ジャパン=日本製)

“ Made in japan ”と聞いて、皆さん何を真っ先に連想されますか?
私たちの身の回りを見渡せば、服もカバンも靴も靴下も下着も、そして電池や小物家電等の大半が、“ Made in china ”(メイド・イン・チャイナ=中国製)で溢れかえっています日本人でありながら、自動車や高級家電等を除けば、なかなか“ Made in japan ”(メイド・イン・ジャパン=日本製)を使えない状態になっています。

日本人であるがゆえに「日本製」を、あまり意識することはありませんが、世界では“ Made in japan ”といえば、高品質・高機能の超一流ブランドとして認知されています。トヨタやホンダ、ソニー、パナソニックなどのメーカーは世界ブランドとして、日本(japan)がどこにあるか知らないアフリカや南アメリカ諸国でも、一般庶民に知れ渡っているそうです。

実はこの“ Made in ?” (メイド・イン・? =?製)という言葉、起源は18世紀後半(1760年代~1830年代)のイギリス(当時の大英帝国)に由来するそうです。
イギリスは18世紀後半、世界で最初に産業革命を成し遂げました。その後、産業革命はイギリスからベルギー、ドイツ、フランス、アメリカ、日本(日本の産業革命は明治維新直後の1890年からとされていますので、イギリスと比べると1世紀以上遅れていることになります。)というように世界中に広がっていきました。

イギリスは18世紀から、七つの海を支配する「日の没することのない」大英帝国として君臨しており、第一次世界大戦終戦時の20世紀初頭まで、世界一の先進国でした。そのため自国(大英帝国)の工業製品に、わざわざ「英国製」(“ Made in UK” = ユナイテッド・キングダム) と表示する必要はありませんでした。
ところが産業革命後、急速に工業化を進めたドイツが台頭してきて、軽工業(繊維、衣類など)分野の安価なドイツ製品を、イギリス市場へ大量に輸出するようになりました。見た目はイギリス製品とほとんど変わりません。しかし値段は半額くらいです。その結果、イギリス国民は自然と安いドイツ製品を買い求めるようになりました。ところが………、

見た目は変わらなくとも、価格が安いドイツ製品は質の低い模造品であり、まさに今日の“ Made in china ”(メイド・イン・チャイナ=中国製)と同じ「バッタもの」だったそうです。この状況にイギリス政府は自国の消費者を粗悪な輸入品から守るため、ドイツ製品に対して、“ Made in Germany ”(メイド・イン・ジャーマニー=ドイツ製)という表示を義務付けたそうです。
「これで安心」と思っていたイギリス政府でしたが、事態は思わぬ方向へ進展していきます。第一次世界大戦の開戦時(1914年頃)には、ドイツの技術力はイギリスのそれを凌駕するようになり、“ Made in ermany ”(メイド・イン・ジャーマニー=ドイツ製)は「高品質」を意味するようになり、イギリス国民は自国製品より高品質のドイツ製品を買い求めて、“ Made in Germany ”のタグを探し求めるようになったというのです…。

そう言われてみれば、“ Made in japan ”(メイド・イン・ジャパン=日本製)も1960年代までは、「安かろう、悪かろう」の二流・三流品でした(やはり今日の“ Made in china ”(メイド・イン・チャイナ=中国製)と同じ「バッタもの」…)。それが1970年代に品質が劇的に向上し、1980年代にはアメリカとの間に貿易摩擦を起こすほどの高品質となり、現在に至っています。

日常生活の中で何気なく接している、“ Made in japan ”(メイド・イン・ジャパン=日本製)ですが、大東亜戦争の敗戦後の焼け野原に産声を上げた、私たちの祖父・父たちの文字通り血と汗の結晶であることを思うと、日本人として誇らしい気分になります。
皆さまは、いかが思われますか?
(文責:坂田)

 これで支援会通信の平成25年7月号は終わりです。
 季節は酷暑の夏に入ります。
 しかし今まで秋の来なかった年はありません。
 皆様どうかお互いに元気で涼しい秋を待つことに致しましょう。