あすなろ通信第17号(0908)             あすなろ支援会会長 才田 覚  残暑の候。皆様、暑さにもめげずお元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。  さて今月は、入会者の紹介、ソフトの購入について、本会ホームページの内容について、健康一口メモ、などをお伝えいたします。どうか最後までお読み下さいますように。   ・入会者の紹介  7月19日、福岡市の小山田稔さん、入会。我々があすなろ会で学んでおります平方鍼法を30年ぐらい行っていらっしゃる方で平方鍼法の本部ともいえます東京の信愛ホームの役員なども務めていらっしゃいます。このような立場で、今後我々のために、そしてあすなろ支援会にとって、きっと大きな力になって下さる方だと思います。  福岡市にお住まいですので、これで7月現在、九州では熊本・佐賀・福岡・大分と4つの県に会員さんがいらっしゃることになります   ・ソフトの購入についてのその後  この通信でお知らせいたしております会の活動に必要なソフトの購入について簡単にその後の経過をお知らせします。  本会の事務局長と長井さんがお骨折り下さいまして、補助金を使ってソフトの購入ができることが分かり、現在その手続きを行っていただいているところです。現在分かったことは、ソフトが7万円の物を個人で買うと5万円余りとなり、それを補助金を使って数分の1で買えるということです。   ・本会ホームページについて  2009年3月からシリーズ的にこの通信で本会ホームページの内容をお伝えしております。2009年5月からホームページの中のQ&Aを、長いので何回かに分けてお届けしております。   ・あすなろ鍼法についての“Q&A”   ハリの効果のメカニズム Q7. ハリはどのようなメカ二ズムによって効果が現れるのですか? A.鍼をいたしますと、皮膚、皮下組織、筋膜、筋肉と入っていきます。その中には血管や神経、リンパ管、リンパ節、結合組織などあらゆる組織が含まれています。ハリはそのすべての組織に影響を与えます。一局所に与えた刺激は、その場所だけでなく反射的に中枢や内臓など遠隔部にも伝わります。つまりハリの効果は複合作用です。  その中でも私たちは、体液循環を最重要視しております。体液とは全身の組織を満たしている液体のことで、これによって全身に栄養を供給し、老廃物を排除し生命の維持活動に関与しています。  きれいな血液すなわち動脈血は心臓から動脈管を通って毛細血管に行き、そこから栄養を含んだ液体が組織に露出し、それを取り込んで細胞は生きています。細胞は新陳代謝によって老廃物を排除し、老廃物を含んだ液体は静脈系とリンパ系に吸収されて排出されていきます。リンパ系も最後に静脈系に合流します。動脈系が上水道、静脈系・リンパ系が下水道のようなものです。同じ下水道でも比較的汚れの少ない雨水を集める道と、汚水を集める道とがありますが、汚水はいったん処理場を通ってから雨水と合流します。体の中でこの汚水を集め、処理する役割を担っているのがリンパ系です。 ところが何らかの原因でリンパ系の吸収力が悪くなりますと、組織に老廃物が蓄積することになります。下水溝が詰まって汚水があふれるようなものです。この場合、ハリをいたしますとリンパ管の吸収路が開き、組織に溜まっていた老廃物が排除されます。 水分は上流から下流、圧の高い方から低い方へと流れます。下水の詰まりが取れ、汚水が排出されますと組織の圧が下がり、上流から新鮮な液体が流れ込みやすくなります。体液循環が順調に働いていれば、健康を維持することができるのです。 ほとんどの病気は体液の循環障害を起こしています。ハリはそれを解消し正常な組織に戻します。 私たちは、以前より体液循環障害を取るためにも、炎症をよくするためにも、リンパ系に対するハリを重視してきましたが、このリンパ系は医学の進歩に伴い、さらに広い働きを持っていることが分かってきました。免疫機能の中心はリンパ球で、リンパ球は、身体に加えられるあらゆる情報をまず察知して外敵を防ぎ、コントロールする働きをしています。 その中でも、異物の侵入時に、最初に活躍するリンパ球が、NK(ナチュラルキラー)細胞です。リンパ球の中でいちばん数が多く、体調が低下したり、強度のストレスを受けたりしますと、このNK細胞が減少します。 ハリは、リンパ系の機能を高め、NK細胞を増やし、免疫力を高める効用があります。 また、体の内外の変化に対応し、全身の機能をコントロールしているのは自律神経とホルモン系です。自律神経やホルモンのバランスの崩れによって、それぞれに支配されている内臓や器官も機能障害を起こしてきます。 ハリは、自律神経やホルモンのアンバランスを整え、循環をよい方向へ向けるように働きます。 ハリそのものには、病気を治す力はありません。しかし、体に刺激を与え、反応を起こさせることによって、効果を上げることができます。体は常に体調を正常に保とうとする働きと内と外の刺激に対して適応する力があります。ハリは、体が本来持っている力を引き出し、正常な方向に向けるよう助けるのです。  ホームページの紹介は今月はここまでですが、このホームページの内容で、もっとこんな事も載せたらとか、これはいらないとか、皆様からのご意見をお待ちします。    ・健康一口メモ  2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を今月も先生のご厚意で転載いたします。    ララ先生の健康レシピ  はり施術師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。本田鍼治療院 TEL096ー369ー6892   サクサク噛む 食事の時、あなたはどんな風に食物を噛んでいますか? 食物を口に運び、無意識に噛んでいると、私たちは案外いいかげんに噛んで喉に流し込んでいるものです。 とくに、最近はやわらかい食物が多く、しっかり噛まないでのみ込んでしまいます。 そこで、あなたの噛み方をチェック! ■しっかり噛んでいますか? ひと口で30回噛むのが理想。 ララも意識してやってますが、意外と難しいです。 顎も疲れますし、第一、30回噛む前に咽喉の方へ送られてしまいます(汗)。 ■片歯になっていませんか? たとえば片方の奥歯に痛みがあったりすると、もう一方の痛くない方でばかり噛んでしまいます。 それでなくても、利き歯があって、無意識にそちらでばかり噛んでいることが多いのです。 これを続けていると、両方の顎の筋肉のバランスが悪くなり、「顎関節症」の原因となる場合があります。 意識して、左右均等に噛むことを心がけましょう。 さらに奥歯だけでなく、前歯も使いましょう。 正しく噛むことによって下記のような効果があります。 □消化を助ける 食べ物が小さくかみ砕かれ、お口の中や胃腸の中での消化を助けます。 □唾液の分泌を促進 よく噛むことによって、唾液がたくさん出ます。 □発育を助ける よく噛むことによって、顔の筋肉やあごを使うことで、発育をサポートします。 □有害な異物を防ぐ からだの中に有害な異物が入らないように、食べ物の中の異物を発見することができます。 □肥満を防止 ゆっくり噛んで食べることによって、満腹中枢を刺激し、食べすぎを防止し、肥満予防につながります。 またウェストを細くする効果があるとの報告もされています。 □正しい姿勢をキープ □脳の活動を活発化 ボケ防止になります。 高齢者で自分の歯でしっかり噛んでいる人には認知症の患者が少ないとの統計があります。 □便通を促す 等々のすばらしい効果がみられます。 毎日のことですから、ぜひお試しください。    2009年6月  この健康一口メモの内容ですが、どうか「こんな記事を載せて欲しい」「こんな質問があるけど」など、私才田までお寄せ下さいませ。電話096ー371ー1234  それでは今号はこれで終わります。  皆様、暑さにまいることなく、やがて来る涼しい秋を待ちながら日々をお過ごし下さい。