あすなろ通信第26号(1005)

  あすなろ通信第26号(1005)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、あすなろ支援会会員相互の動きや鍼や健康に関することを皆様に知っていただき、それによりまして会員間の一体感を高め、会の発展を期すために発行いたしております。
 このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします

あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
   熊本市出水8丁目19-24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096-371-1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 皆様こんにちは。さて今月は会員募集についてのお願い文同封について、新入会者紹介、会費納入のお礼とお願いについて、会員情報、支援事業について、あすなろ支援会のホームページについて、健康一口メモ、今月の言葉をお届けいたします。どうか最後までお読み下さいますように。

   ・会員募集についてのお知らせ文同封について
 本会では従来より会員の募集を行ってまいりましたが、この「あすなろ支援会通信」でも今回からその「会員募集」のお知らせ文を必要に応じて同封することに致しました。皆様におかれましては1度お読みいただいて、知り合いの方への働きかけをお願いいたします。

   ・会費納入のお礼とお願い
 本通信でここ数回は会費納入のお願いを致しておりますが、ほとんどの皆様から会費が届きました。ここに記してお礼を申し上げます。
 納入がまだの方は、前回お送りいたしました振替用紙をお使いの上、納入をお願いいたします。また振替用紙が届いていなかったり紛失なさった方にはお送りいたしますので事務局の才田までお問い合わせお申し込みをお願いいたします。電話 096-371-1234
 尚、上記振替用紙には会費の金額を含めて必要事項を書き込んでおりますので、そのまま郵便局へこの振替用紙と会費をお持ちいただいてお支払い下さい。
 会費は維持会員は5千円、賛助会員は3千円となっております。

   ・新入会者紹介
 今回も有り難いことに新しい会員の方を紹介することができることを皆様と共に喜びたいと思います。
 安達春香さん:4月26日入会
 私の治療院で今年の2月から鍼の仕事を手伝ってもらっている人で、毎日の仕事を楽しくこなしている人です。物事に前向きに取り組む姿勢があり、将来に希望のもてる人柄が感じられます。きっと支援会に対しても活躍してくれることと今から楽しみです。

   ・会員情報 1
 先月から本会会員の先生方の開業の情報をお伝えしております。今回もその続報を、それから会員の方の移動についてお伝えします。

  本会会員の二人の先生が開業
 先月もお知らせしましたが、本会会員の木之田先生が呉服町で先月から開業されました。
 4月11日に治療院を見せてもらいましたが、待合室・治療室・準備室の3部屋からなる立派な物でした。仕事も次第に増えているようです。
 お近くに知り合いがいらっしゃる方にはお知らせ下さい。
 治療院の名称は「あすなろ治療院 呉服町」です。
 治療室の電話番号は 096-356ー9552

 また堀江先生も5月10日に鍼治療院を開業されました。
 治療院の名称、電話番号などは次の通りです。
 これをお読みの方は周りの人への紹介をお願いいたします。

「あすなろ鍼治療院 味噌天神」
〒862ー0971
熊本市大江5ー16ー11
第18プリンスマンション1F
電話096ー202ー4015

 今月末の役員会の前に治療室を見せてもらおうと計画しておりますが、今から楽しみです。

 これで仲間の治療室が7箇所となりましたので支援会のホームページを使って更なる支援会の発展と充実を図るためのスケールメリットを生かすための作業を始めました。この内容については後で「ホームページについて」の所で書きます。

   ・会員情報 2
 本会会員の船岡さんが千葉県に移られました。
 いよいよ支援会の会員の皆様も関東の千葉から九州までの広い範囲で活動なさっていることになります。

   ・会員情報 3
 盲学校の2名の先生方にご入会いただきました。入会日は5月8日です。
 2名とも、これまで支援会の基となる鍼の学習者の育成についてご尽力を頂いた方々です。これからは会員としてもご指導ご助力を頂けることとなり、あすなろ支援会も次第に力を増していくことが期待されます。
 最後になりましたが、先生方のお名前を順不同、敬称は「さん」でご紹介いたします。
 新城重之さん 茂村宏さん

   ・支援事業について
  ☆主支援事業の部
 本通信でも先月、今年度の支援事業が始まったことを書きましたが、今日は本会が今年度応援しております2名の主被支援者の内の木之田先生からお礼状が届いておりますのでここで紹介いたします。

  あすなろ支援会の皆様へ
木之田真帆
 あすなろ支援会の皆様、こんにちは。
 今年の主被支援者の一人の木之田でございます。
 今回、このようなご支援をしていただき、本当に有り難く、言葉が見つからないくらい感謝いたしております。
 その内容を領収書により簡単にご説明いたしますと、「看板(シャッター)文字入れ工事代」です。
 シャッターを降ろすと、治療院の名前と電話番号、受付時間が1m80cmくらいの幅で現れます。「これなら、受付時間外でもアピールになりますよ!」とある方から助言を戴き、作ってもらいました。
 ドアに治療院名をいれる時も、ドアの高さと文字のバランスを建築士さんと看板屋さんに相談。お蔭で、丁度良い大きさになりました。
 毎日、入口の治療院名を見るたびに「私も支援会のため、後輩のために頑張ろう!」と元気が出てきます。
 改めて、あすなろ支援会の皆様に心からお礼を申し上げます。
 有り難うございました。

  ☆一般支援事業の部
 今回の入会者の安達さんを一般被支援者に追加したいと考えて、今そのための作業を始めました。
 支援の内容はカルテ管理ソフトを使っての、カルテの記入のための学習指導者の提供、カルテ管理ソフトの提供、パソコンの能力増強作業の提供です。今月末に役員会を開き、そこで必要な補正予算の話を進めたいと思っております。
 このことは上にも書きましたように補正予算を伴いますので、来年の総会の折、決算の承認の所で会員の皆様にご了解を頂こうと考えております。

   ・あすなろ支援会のホームページについて
アスナロ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 上のアドレスにアクセスがありますと一般の方が支援会のことや鍼のことを検索される時に支援会のホームページが検索の順番の上位に並ぶようになりますので、支援会会員の先生方の鍼治療院の検索結果の順番も上位に移り、これにより会員の治療院の繁栄につながります。
 どうかこのことをお考えいただきまして、あすなろ支援会のホームページへの1回でも多いアクセスをお願いいたします。

 ここまであすなろ支援会のホームページを作ってまいりましたが更に充実を図る意味で色々な作業を始めました。これからそれを折に触れて紹介いたします。会員の皆様もどうかアクセスを頂きまして、お気づきの点、事務局までお寄せ下さい。

  ☆会員の皆様の各ホームページをあすなろ支援会のページ内にリンクさせました。
 これで支援会のホームページから会員の先生方の治療室のホームページに飛んでいくことができるようになりました。

  ☆あすなろ支援会のホームページをケイタイで見やすくしました。
 https://asunaro-hari.jpn.org/
 ケイタイでも上のアドレスでホームページに入りやすくなり、ケイタイでも登録をしておくと我々のホームページが見やすくなりました。
 会員の皆様はどうかこのことを世間に知らせてください。

  ☆あすなろ支援会ホームページの将来に向けて修正し始めたこと
 あすなろ支援会のホームページ内の地図上に記された治療院の目印をクリックするとその治療院のホームページに飛んでいけるようにする作業を始めました。現在この地図は熊本市内に限られていますが将来は熊本県全体…と次第に広げる予定です。

  ・健康一口メモ
 2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を今月も先生のご厚意で転載いたします。

   ララ先生の健康レシピ
 はり施術師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。
 この健康レシピのブログアドレス
 http://lulla3722.blog.bbiq.jp/
 可能な方はどうぞブログを上のアドレスから直接ご覧下さい。

    《慢性疲労症候群》
 《慢性疲労症候群》という病気があります。
これは、単に疲労が慢性的になったものではなく、ちゃんとした(!?)疾患なのです。

慢性疲労症候群は、重篤な疲労が6ヶ月以上の長期間にわたって続き、日常生活に支障をきたすほどになってしまう病気なのです。
Chronic Fatigue Syndromeという英語名からCFSとも呼ばれています。
日本でも報告が増えてきている病気です。
原因はいろいろと言われていますが、はっきりとしたことは不明です。

その代表的な症状として、以下のようなものがあげられます。
□微熱
平熱より0.5~1.5度程度高い熱が半年以上にわたって持続します。
また、一旦熱が下がっても数日のうちに再び発熱したりして、解熱鎮痛剤などを用いても熱があまり下がりません。
□全身の倦怠感
日常生活に支障をきたすほどの全身の疲労倦怠感が引き起こされます。
ぐったりして、やるべきことに手をつけられなくなります。
原因がはっきりしている場合の疲労は「慢性疲労」であって、慢性疲労症候群ではありませんのでお間違えなく。
□筋肉痛
腰、肩、腕、脚、背中などの全身または特定の部位に筋肉痛を起こします。
風邪などの場合によく現れる関節痛とは異なり、激しい運動をした後のような筋肉痛が現れることが特徴です。
動くことができないほどの痛みに襲われることもあるそうです。
□睡眠障害
寝付けない、眠りが浅い、早く目が覚めてしまう等の不眠の症状が現れることがあります。
反対に、一旦眠ってしまうと朝なかなか起きられない、昼間に異常な眠気に襲われ眠らずにはいられなくなるといった過眠の症状が現れることもあります。
この症状は同時に出ることもあります。
□気分障害
うつ病に似た症状が出て、精神活動が妨げられることがあります。
憂うつ感や気分の落ち込みが続き、仕事に出られないほどまでになる場合もあります。
やる気が低減して何も手につかなかったり、行動を中断しなければならない状態に陥ることもあります。
□注意力の低下
注意力や集中力が散漫になることがあり、うつ病の症状とよく似ています。
もの忘れがひどくなり、最近起きた物事をよく覚えていられないという認知症のような症状が出る場合もあります。
□喉の痛み
風邪を引いたときのような喉の痛みを伴い、咳が止まらなくなることがあります。
これにはリンパ節の腫れを伴うことが多くあります。
また、それまでになかった頭痛がするようになることがあります。
□過敏性
光や明るさに対して過敏になったり、化学物質や食物に対するアレルギーがひどくなる場合があります。
□多汗症状
熱が出て悪寒がする場合もありますが、逆に暑く感じて汗をよくかくようになる場合があります。
とくに就寝中、朝起きたときに寒くなるほどの寝汗をびっしょりとかいてしまうことがあります。

実は、数年前のララには上の症状のほとんどが当てはまる時期がありました。
身体がだるく、寝汗をびっしょりとかき、眠りは浅い等々。
実際、「慢性疲労症候群」ではないかと疑ったことがあるくらいです。
この病気には、軽い運動を行うことが効果的なことがわかっていますので、ララの場合、マイ・アイメイトとの毎日の散歩がよかったのかもしれませんね。
今でも、たまに脱力感に襲われることはありますが、あの時ほどの気だるさはありません。
この病気は、専門医が少ないこともあり、ほかの病気との鑑別を難しくさせています。
また、はたから「怠けている」との誤解を受けることもあり、なかなかに大変な病気のようです。
もしも、罹ってしまったら気をラクにして、気長に療養するのがよさそうです。
投稿時刻 17:26

 この健康一口メモの内容ですが、どうか「こんな記事を載せて欲しい」「こんな質問があるけど」など、私、才田までお寄せ下さい。電話096ー371ー1234

   ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させて頂いている坂田と申します。熊本市在住、43歳の自営業者です。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介致します「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞよろしくお願い致します。

今月の言葉⑥(2010年5月)

その船を漕いで行け
おまえの手で漕いで行け
おまえが消えて喜ぶ者に
おまえのオールを任せるな!!

シンガーソングライター、中島みゆきさんの歌:「宙船(そらふね)」(2006年リリース)の一節です。
この歌は中島みゆきさんご自身の他に、ジャニーズ事務所のアイドル?グループ「TOKIO」に楽曲として提供され、また2007年3月の第79回選抜高校野球大会(春の甲子園)の開会式入場行進曲に選ばれたことで、ご存じの方もいらっしゃることと思います。

この4節の言葉(歌詞)は歌い出しのフレーズであるとともにサビであり、曲中で5回繰り返されます。
「宙船(そらふね)」と題されたこの歌の詩は、全篇を通じて、生きることに対する凄まじい情念と迫力を持った言葉で綴られています。
そのなかでも私はこの4節の言葉の中に、「おまえ」という二人称で逆説的に表現された、ストイックなまでに「己の立ち位置」を自問する作者:中島みゆきさんの姿が思い浮かびます。
デビューから35年、オリコンで4つの年代に渡ってシングルチャート1位を獲得した(1970年代:わかれうた、1980年代:悪女、1990年代:空と君のあいだに、2000年代:地上の星)、唯一のアーティストであり、大ベテラン歌手でありながら、未だに「自分のオール」にこだわり続け、第一線で自分のメッセージを発信し続ける中島みゆきさん…。是非2010年代にもシングルチャート1位となる名曲を期待せずにはいられません。

私事ですがこの曲がリリースされた2006年は、私が16年間のサラリーマン生活にピリオドを打ち、現在の事務所を立ち上げた年でした。
そのためこの曲・詩を最初に聴いた瞬間、全身に鳥肌が立ち、イナズマで打たれたような衝撃を受けました。
そして、私も「自分のオール」を任せられる人間を見極めること、それと並行して任せられる人間を育てること、が必要だと痛感した次第です。

既にあすなろ鍼法は、この「あすなろ支援会」を中心として、着実に「自分のオール」を受け渡していく組織作りを進められています。
私にできることはこの場で「言葉」を紹介することぐらいですが、それが皆様の一助になればと願っております。
(文責:坂田)

 それではあすなろ通信の今月号はこれで終わります。
 皆様、季節は春からやがて初夏へと巡り行きます。どうかこの素晴らしい時期をお楽しみ下さい。