あすなろ通信第29号(1008)

  あすなろ通信第29号(1008)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、あすなろ支援会会員相互の動きや鍼や健康に関することを皆様に知っていただき、それによりまして会員間の一体感を高め、会と会員の皆様との発展を期すために発行いたしております。
 このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします

あすなろ支援会事務局
住所 〒862ー0941
   熊本市出水8丁目19ー24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096ー371ー1234
あすなろ支援会ホームページアドレス
http://asunaroーhari.jpn.org/

 皆様こんにちは。今年の夏も暑さが厳しい毎日ですが、やがて必ず秋は来ることを思い続けて日々過ごしてまいりましょう。
 次に、昨夜本を読んでいると大変良い言葉に出会いました。
 「山の女達の物語」という本の中で言われていた言葉ですが、その言葉とは「山が人を作る」というものでした。
 私はその本を読んでいて、鍼も人を作るのではなかろうか?と考えさせられました。
 その読んでいた本では、女性達が山小屋を守って暮らしていく内に、次第に人間相手の仕事を厳しい自然の中でしながら、温かさと強さとを身につけていくということが書かれていました。この厳しくもたくましい話が取材の上、書かれていました。
 その中で言われていた言葉が「山が人を作る」ということでした。
 この言葉を読んでいて私も鍼が人を作るのだと教わった感じがしました。
 これまで幾人もの皆さんと鍼の勉強をしてまいりましたが、人が成長しなければ良い臨床治療はできないことを問診の訓練をするたびに思わされてきました。
 そのような環境に置かれていた私はこの山が人を作るという言葉を読んで「鍼が人を作る」という言葉をしみじみと感じさせられたのです。

 さて今月の通信は会員募集についてのお願い文同封について、本会関係の鍼治療院の紹介、会員情報1お助けウーマン(太田好子さん)について、会員情報2安達春香さん(鍼師)、健康一口メモ、今月の言葉をお届けいたします。どうか最後までお読み下さいますように。

   ・会員募集についてのお知らせ文同封について
 本会では従来より会員の募集を行ってまいりましたが、この「あすなろ支援会通信」でもその「会員募集」のお知らせ文を必要に応じて同封することに致しました。皆様におかれましては1度お読みいただいて、知り合いの方への入会の働きかけをお願いいたします。

   ・あすなろ支援会関係鍼治療院紹介
 最近会員の皆さんから事務局にあすなろ関係の鍼治療院の住所や電話番号の問い合わせをいただきます。知人を紹介したいということらしくて有り難い限りだと思わされています。
 そこで今回、この通信にあすなろ支援会関係鍼治療院を一覧として掲載してみます。うまくいけばこれをきっかけに、あすなろ関係の仲間の鍼治療院の宣伝のためのパンフレットの作成に持って行けるのかなと考えています。
 今回は各治療院の方々には情報のご提供有り難うございました。
 また会員の皆様、この治療院一覧の掲載内容についてご提案、ご意見を事務局にお寄せ下さいますようお願いいたします。

  あすなろ関係鍼治療院一覧
(掲載順は屋号に「あすなろ」がついている物を先に、その他を後にし、それぞれは五十音順としました)

あすなろはり治療院ー呉服町ー
電話096ー356ー9552
熊本市呉服町3丁目55番地
院長:木之田真帆

あすなろ鍼治療院ー味噌天神ー
電話096ー202ー4015
熊本市大江5ー16ー11 第18プリンスマンション1F
院長:堀江照俊

あすなろ鍼治療院ー山崎ー
電話096ー211ー8355
熊本市山崎町5番101
院主:嶋田裕

今村はり専門治療院。
電話096ー384ー1751
熊本市帯山7丁目5番9号
郵便番号:862ー0924
院長:今村武俊。

才田鍼専門治療院
電話096ー371ー1234
熊本市出水8丁目19ー24
院主:才田覚

本田はり治療院
電話096ー369ー6892
〒861ー2102 熊本市沼山津3ー14ー6
院長:本田裕子
治療院からのひと言
「あなたに体と心のリフレッシュを提供いたします。」

※最後に治療院からの一言というところがありました。
 これは良い発想だと思います。これをお読みの各治療院の方は事務局まで治療院からの一言をお寄せ下さい。

   ・会員情報
 平成22年の4月から本会会員の方々の情報をお伝えしております。今回もその一つをお伝えします。

   会員情報1
 太田好子さん(会社経営手伝い)
 私はお助けウーマンと呼んでいますが、困った時に電話して出動してもらっています。
 今回も入会された人の書類の作成で快く動いていただいて助かりました。これで2度目です。

   会員情報2
 安達春香さん(鍼師)
 3年前から鍼の臨床の研修を続けられてその研修も終わりました。それで先月の11日に修了書の授与が行われ、才田鍼専門治療院の研修職員から同治療院の職員になられました。

  ・健康一口メモ
 2009年3月から掲載を致しておりますララ先生の健康に関する記事を先生のご厚意で転載いたします。

   ララ先生の健康レシピ
 はり師のララ先生が実際に体験した健康に関するレポートをお届けします。
 この健康レシピのブログアドレス
 http://lulla3722.blog.bbiq.jp/
 インターネットをなさっていらっしゃる会員の皆様は、どうぞブログを上のアドレスから直接ご覧下さい。

骨盤がずれている、あるいは、骨盤がゆがんでいると思ったことはありませんか?
ララは、まさにこれ。
自分でもはっきりとわかるほど、骨盤がゆがんでいます。
そのせいか、頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛み、胃腸の不調等々。
骨盤のゆがみのせいばかりではないかもしれませんが、いろいろな症状を引き起こす一原因とも考えられるのです。
まず、骨盤がゆがんでいるかどうかを確認するには?
□床に座り、身体の中心をあわせて自然に力を抜いた状態で足のつめの向きをみます。
つめ先がかかとにきれいなVに字になっていれば大丈夫です。
□膝を立て、床にお尻を着けたまま両膝を一緒に左右にたおします。
この時、どちらか倒しづらい側があれば、骨盤がねじれている可能性があります。
□片足を伸ばし、もう一方の足を曲げて、反対側の膝の上に置き、足で4の字を作ります。
この状態から、曲げている膝を床につけるようにします。
このときお尻があがったり、ももが痛くて膝がつかないときは骨盤が曲がっている可能性があります。

骨盤のゆがみを矯正することは簡単ではありませんが、次のことに注意してひどくならないように心がけましょう。
□脚を組まない
椅子に腰掛けるときは正しい姿勢で、脚を組むことはやめましょう。
□横座りはしない
女性はやむを得ずこの姿勢をしますが、骨盤をゆがませる原因となります。
せめて、向きを一方だけではなく、時々向きを変えましょう。
□作業は、無理のない姿勢で
パソコンのディスプレイに見入ることが多い昨今、身体をねじったり、前かがみになったりすることはやめましょう。
□カバンを持つ、あるいは、バッグを肩から提げるときは片側だけにしない
一方の側だけに持ったり、提げることは骨盤をゆがませる原因となります。
意識して、反対側にしたり、背負うものにしましょう。

骨盤のゆがみは、全身のゆがみであり、いろんな部位に影響を及ぼします。
いかに、ゆがみを小さくするか。
そのことが、あなたのQOL(人生の質)をあげていけるか、どうかにかかっています。

 この健康一口メモの内容ですが、どうか「こんな記事を載せて欲しい」「こんな質問があるけど」など、私、才田までお寄せ下さい。電話096ー371ー1234

   ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させて頂いている坂田と申します。熊本市在住、43歳の自営業者です。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介致します「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞよろしくお願い致します。

   今月の言葉(2010年08月)
明日死ぬと思って生きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。

これは「非暴力」、「不服従」を信条として、武力に訴えることなく、紆余曲折を繰り返しながら、祖国インドをイギリスの植民地から独立させた「インド独立の父」:マハトマ・ガンジー氏の言葉です。
「20世紀最大の偉人の1人」と称されるガンジー氏は他にも数多くの名言を残していますが、簡潔ながら人生の要諦を突いたこの言葉は、まさにガンジー氏の信念、生き様をストレートに表現した言葉であり、私の脳裏に強烈に焼き付いています…。

そして驚くべきは、ガンジー氏は政治家でも宗教家でもなく、暗殺という非業の最期を遂げる瞬間まで、単なる「インド独立」という民衆運動のリーダーで有り続けたことです。
(独立後の初代インド首相には、ガンジー氏と独立運動の苦楽を共にしたネルー氏が就任しています。)

前述の通り、政治家でも宗教家でもないガンジー氏の葬儀に、世界各国から大統領や首相といった政治家のトップ、ローマ法王など多くの宗教指導者、世界を代表する数多くの著名人が参列し、まさにその光景は「国葬」を超越するものだったそうです。
また「特殊相対性理論」で知られる、20世紀最高の天才物理学者:アインシュタイン博士は、ガンジー氏への弔辞として「彼のような(素晴らしい)人間が、この20世紀に存在し得たこと自体が奇跡である」と述べています。

「祖国インドの植民地からの独立」という壮大な命題に、自身の人生のほとんどの時間とエネルギーを費やしたガンジー氏………
私などがその心情の一部にでも共感できるはずがありませんが、せめて「明日死ぬと思って生きること」、そういう気概だけでも意識することができれば、毎日の在り方は大きく変わってくるでしょう。
大変厳しい言葉ですが、皆さまはいかが思われますか?
                  (文責:坂田)

 これであすなろ通信の今月号は全て終わります。
 皆様、季節は巡って酷暑の夏も峠を越しました。
 今しばらくがまんして爽やかな秋をお迎え下さい。