あすなろ通信第81号(1412)

     あすなろ通信第81号(1412)
                                                                        あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い
 当「あすなろ支援会」では常時会員の募集を行っております。
 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料として「あすなろ支援会へのご入会案内」を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局
住所〒862ー0941
熊本市中央区出水8丁目19ー24
才田鍼専門治療院気付
あすなろ支援会事務局
電話096ー371ー1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、事務局からとして、
1.あすなろ学習会の内容が新しくなります。
2.今年度第3回役員会開催。
3.販売部の販売品価格のお知らせ。
これらをお届けします。
(あずにゃんと今月の言葉の掲載はお休みさせていただきますことを編者からお詫び致します)

   ・事務局から
1.あすなろ学習会の内容が新しくなります。
 あすなろ学習会では毎月1回第1日曜に「鍼臨床講座」を開催してまいりましたが、これまでのテキストのシリーズ的な学習(経営講座)が終わりましたので、今月からシリーズを新しいものに致します。
 今月からの内容は膝関節についてです。
 このシリーズでは鍼でよく取り扱われる膝の疾患について、およびその鍼治療について学習致します。
 シリーズの具体的な内容は膝の解剖から始まって、生理学・病理学・運動学・臨床学を順にやっていくことを計画致しております。
 会員の皆さまもこの講座の受講を知り合いの鍼灸師にお勧め下さいますようにお願い致します。

2.本会今年度第3回役員会開催される。
 主な内容を掲載致します。

 庶務係藤川さん退任により石動丸さんに引き継ぐ。
会議内容
1)来年度の主支援は「あすなろ鍼治療院ー九品寺ー」と「あすなろはり治療院グループ」のホームページに対して行うことに決定。
2)役員研修の反省および今後の研修について
 今回は点字図書館を訪問。点訳本やディジィーができるまでの流れや機器類。ボランティアの活動などについて職員の説明を聞き大変勉強になる。次回からの研修先については経費(今回はタクシー2台使用)も考慮し選定する。
3)あすなろはり無料体験会の反省と今後のあり方について
 10月19日あすなろ鍼治療院ー山崎ーで開催した体験会は11名参加と成功であった。今後については会全体での募集や協力体制、複数の開催地の設定などの案が出る。来年はあすなろ鍼治療院ー呉服町ーを予定。
4)あすなろ支援会組織強化について「会員募集」のポスターを作成、各会員に配布することになる。
5)会則改正準備について
 次のことが決定。
 庶務係の販売事務を役員の販売係として新設。
 ホームページ管理委員長の廃止を検討。
6)役員からの提案
 役員会開始時間を10時から10時半にして欲しい。
 次回からその方向で段取りをする。

3.販売品価格のお知らせ
 販売部では鍼治療院に必要な品物の販売を行っています。今月もその価格一覧を掲載致します。
 皆さまのご利用をお待ち致します。

 ・あすなろ販売部価格一覧(201409)
はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風
             50本単位 1900円
              1本単位  50円
はり ヤンイー     1箱(税込み) 1000円
はり タフリー 02番  1箱(税込み) 900円
アルコール(イソプロピル) 1本単位 330円
綿花        1袋( 1キロ)  1900円
はり筒           1本   1300円
折りたたみベッド 2万3千円
   初回の組み立てや説明が必要な場合は別に費用が加算されます。
ペーパータオル       1包み  130円

  ・あずにゃん無農薬野菜情報
 自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、ひいては心の根幹に触れる体験談を交えてあずにゃん(山部梓さん)が平成24年の2月から連載して下さっています。
 事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん休載のお詫びとお知らせ

 あずにゃんはこの12月号を休ませていただきます。
 筆者の山部梓さんに今回の執筆をお願い致すべく電話をしましたところ「今回はあまりに忙しすぎて休ませて下さい」とのことでした。滅多に音を挙げない性格の彼女が言うことなので、私は一も二もなく理由を聞かずに了解しました。
 私編者と致しましては、早い内の掲載復活を祈るばかりです。
 それに致しましても、奇想天外なことを始めることのある彼女が、今度はどんな変身をするのかやや楽しみです。

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

「今月の言葉」の休載のお詫びとお知らせ

 またいつものように坂田さんに電話して「飲みに行こう」と誘うと「しばらく飲みに行けない」との答えでした。
 それで「今月の言葉の掲載は休みにしましょうか」と申しますと、「それでお願いします」とのことです。
 私が休載のお知らせで何か書いておきましょうかと尋ねますと「お任せします」とのことでした。
 掲載の復活を祈るばかりです。

   ・広告のページ
あすなろ通信をお読みの皆さまへ
「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。
いつもありがとうございます。
これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。
しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。
どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社 友和会(ゆうわかい)の営業マンです。
キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。
取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。
お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。
何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。
何かお役に立てることがあるかもしれません。
ありがとうございます。

〒862-0950
熊本市 中央区 水前寺 4丁目 8-28
 東京海上日動火災代理店
 東京海上日動火災あんしん生命代理店
株式会社 友和会(ゆうわかい) 坂田 勇(さかた いさむ)
事務所:096-383-6660
携帯電話:090-1086-4722

 これで支援会通信の平成26年12月号は終わりです。
 皆さま「冬来たりなば、春遠からじ」と申します。私の鍼の恩師(故平方龍男)は毎年初冬になるとこの言葉を申しまして、我々を励ましておりました。
 皆さまこの言葉のように寒い冬もその後には必ず春はやってきます。とくに鍼のことに関して申しますと、最近開業された方にも臨床の春を希望を持って待ち続けられることを祈念致します。
 それでは会員の皆さま、ご家族おそろいで意味ある新春をお迎えください。

あすなろ通信第80号(1411)

あすなろ通信第80号(1411)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い
 当「あすなろ支援会」では常時会員の募集を行っております。
 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料として「あすなろ支援会へのご入会案内」を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局
住所〒862ー0941
熊本市中央区出水8丁目19ー24
才田鍼専門治療院気付
あすなろ支援会事務局
電話096ー371ー1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、事務局からとして、
1.販売部の販売品価格のお知らせ
2.あすなろはり治療院ーグループーの「あすなろ無料はり体験会」が今年も確かな手応えのうちに開催されました
 あとは、あずにゃんと今月の言葉をお届けします。

   ・事務局から
1.販売品価格のお知らせ
 販売部では鍼治療院に必要な品物の販売を行っています。今月もその価格一覧を掲載致します。
 皆さまのご利用をお待ち致します。

 ・あすなろ販売部価格一覧(201409)
はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風
             50本単位 1900円
              1本単位  50円
はり ヤンイー     1箱(税込み) 1000円
はり タフリー 02番  1箱(税込み) 900円
アルコール(イソプロピル) 1本単位 330円
綿花        1袋( 1キロ)  1900円
はり筒           1本   1300円
折りたたみベッド 2万3千円
   初回の組み立てや説明が必要な場合は別に費用が加算されます。
ペーパータオル       1包み  130円

2.あすなろはり治療院ーグループーの「あすなろ無料はり体験会」が今年も10月19日に確かな手応えのうちにあすなろ鍼治療院ー山﨑ーで開催されました。
 担当は嶋田副会長で、体験者も10人強で、大盛況まではいかなくとも確実に実績を挙げている手応えが感じられる内に開催されました。

  ・あずにゃん無農薬野菜情報
 自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、ひいては心の根幹に触れる体験談を交えてあずにゃん(山部梓さん)が平成24年の2月から連載して下さっています。
 事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん第30号(1411)
 山都町に来てあっという間に1年が経ちました。
 ここに住んでいると、四季の移り変わりがよく分かります。近頃食育が盛んですが、まさに食育にぴったりの場所です。今の時期には柿がびっしり実っているし、それを取ってきて食べます。里芋もほりたてをいただき、家の食卓に並びます。色々ある中で、今年初挑戦したものがあります。コンニャク作りです。隣のおばちゃんにくっついて、おばちゃんの畑にこんにゃくいもをほりに行きました。コンニャクの葉っぱは、茎がまだら模様で、初めてこれを見つけて食べようと思った人はすごい勇気あるなと思います。
 朝から芋を掘り庭で火をたき、大きな鍋で芋を煮て、午前中にはコンニャクが出来上がりました。何と仕事の早いこと!
 出来上がったコンニャクは素晴らしくおいしかったです。贅沢だなあと、しみじみ。

 これは受け継いでいかなくちゃと私も張り切っている次第です。
 買って食べるコンニャクとは、風味も食感もまるで違います。
 何かと私はおばちゃんに料理を教えてもらっているので、ノートに整理して、我が家のレシピ本を作っておこうかと思ってます。そしてそれをいつか子供達が成長してから渡したいなと、勝手に親の想像が広がります。
 おばちゃんは「田舎料理たい」と言いますが、目の前の畑でもぎたてのキュウリが出てきたり、オクラやトマトがミョウガと一緒にサラダになったり、贅沢な食卓です。取れたばかりでみずみずしく、おいしい物ばかりです。
 豊かだなあとしみじみ思って、この環境がどういう風に子供達に大きな影響を与えてくれるか楽しみです。

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:57(2014年11月)

「その時、お前の左手は何をしていた?」

この言葉は、今年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛(ぐんし かんべえ)」の主人公:黒田官兵衛(くろだ かんべえ)が関ヶ原の合戦(1600年)のあと、嫡男(ちゃくなん): 長
政を叱責した言葉だと伝えられています。

秀吉の軍師として活躍した官兵衛は、秀吉の九州平定後の天正15年(1578年)7月に※1:豊前(ぶぜん)中津12万石を与えられ、豊前国主となりました。
しかしそれから2年後の天正17年(1589年)5月、官兵衛は42歳で突然家督(かとく)を20歳の嫡男:長政に譲り、領国(りょうごく):豊前中津を殆ど長政に任せ、自身は京都・大阪を拠点として引き続き秀吉の軍師として仕えます。さらに3年後の文禄2年(1593年)6月には、剃髪(ていはつ)して出家し、「 如水(じょすい)」と改名し ています。

この官兵衛の一連の行動(突然の家督相続、領国を離れての秀吉への臣従、「如水」への改名)には、以下のような経緯があったと言われています。

あるとき、秀吉が家来たちにふざけ半分でこう尋ねました。「自分が死んだら、代わって天下を保つのは誰か?遠慮なくいってみよ」。家来たちは、当時実力が喧伝されていた徳川家康、前田利家などの名を口にしたが秀吉は頭を横に振って答えた。「違う。それは、あの黒田官兵衛だ」「しかし彼はたかだか10万石程度の大名。とても天下人になどにはなれないのでは?」と家来たちは言いました。
そこで秀吉は答えました。「自分はこれまでの合戦で、あれやこれや決めかねたことも多い。そんなとき官兵衛に尋ねるとたちどころに裁断し、自分が練りに練った考えと一致していた。ときにはワシの意表をつく考えさえ何度かあった。あの男の心は剛穀で、思慮深く、まさに天下に比類ない。彼が望むなら、いますぐにでも天下を譲るだろう」。

これを伝え聞いた官兵衛が、「これはわが家の災いの元」とつぶやき、家督を嫡男:長政に譲り、剃髪・出家して「如水」と号した、というものです(奇しくもこの原稿を書いている二日前(2014.09.21)の大河ドラマ「軍師 官兵衛」:第38回
「追い込まれる軍師…」では、官兵衛が徳川家康から秀吉が自分を恐れていることを聞かされ、愕然とするシーンが描かれていました…)。

秀吉の真意?を知った官兵衛は秀吉の軍師に徹し、天正18年(1590年)の小田原の陣では北条氏政(ほうじょう うじまさ)・氏直(うじなお)父子を小田原城に入って説得し、無血
開城させるという功績を立てました。
また秀吉の二度の朝鮮出兵(1592年と1597年)の際には、二度とも※2:軍監(ぐんかん)として従軍しています。

そして慶長3(1598)年8月、天下人である主君:豊臣秀吉は幼い我が子:秀頼(ひでより)の行く末を案じながら息を引き取ります。
秀吉の死から僅か2年後の慶長5(1600)年6月、関ヶ原の合戦が起きたのは、秀吉の遺児:秀頼(ひでより)とその生母:淀の方(よどのかた)を担いでいた石田三成(いしだ みつなり)ら(いわゆる文治派)
と、三成らの行動を専横と憎悪していた加藤清正、福島正則、そして官兵衛の嫡男:長政ら(いわゆる武断派)の対立(豊臣政権を支える秀吉恩顧の大名同士の対立)が、徳川家康につけいる隙を与えた結果でした。

「このままでは豊臣家は家康に乗っ取られてしまう…」、武断派との勢力争いに敗れ一度は蟄居(ちっきょ)の身となった石田三成は、家康が上杉征伐と称して秀忠と共に七万以上の軍勢を率いて上杉領の会津を目指した隙に、盟友:大谷吉継(おおたによしつぐ)や秀頼の後見人:毛利輝元(もうり てるもと)らを説き伏せて、反家康の兵を挙げました。

三成の挙兵に家康がほくそ笑んだのは言うまでもありません。かつて秀吉がそうしたように、家康が豊臣家から天下を奪い取るにはそれなりの大義名分が必要でした。「三成が秀頼の幼いのをいいことに豊臣家を私(わたくし)しようとしている。今回の挙兵こそ三成が不義不忠の臣であるなによりの証拠である」と断じ、加藤清正、福島正則といった故・秀吉子飼いの臣であった者たちを手なずけ、一転三成討伐のための私兵へと彼らを駆り立てました。

豊前中津で隠居の身となっていた黒田如水も、三成の挙兵とそれに対する家康の動きを絶好の好機と捉え、即座に動きました。何年も前から※3:吝嗇(りんしょく)して貯めた金銀米穀をこの時とばかりに放出して九州中の牢人を募って軍勢を整えました。「天下を賭けた大合戦だから一月や二月では片はつくまい」、そう読んでいた如水は、両者が死闘を繰り広げている間に九州全土を制圧し、その軍勢で京へ攻め上がって関ヶ原の勝者と雌雄を決しよう、という気宇壮大な気概さえ抱いていました。しかし間もなくその思惑は見事に打ち砕かれます。天下を二分した関ヶ原の合戦は、家康を総大将とする東軍が僅か半日で劇的な勝利を収めていたからです。皮肉にも九州制圧の第一歩として、如水が隣国:※4:豊後(ぶんご)を�
��圧した同じ9月15日の出来事でした。

「もし天下の趨勢(すうせい)がこんなに早く決まっていなかったなら、今頃は…」、そんな夢想が如水の胸中に渦巻いていたとしても不思議ではないでしょう…。更に如水を苛立たせたのは、嫡男:長政からの書状でした。「東軍(家康)を勝たせるために、自分は小早川秀秋(こばやかわ ひであき)に西軍を裏切るように促してその通りになりまし
た」、自慢げな文面に、いくら歳若く、思慮が足りないとはいえ家康に易々と天下を取らせるとは何事かと…。

父:如水の失望など露知らぬ長政は意気揚々と国許へ戻り戦勝報告をしました。「合戦の後、家康公は私の右手を三度取り、『貴殿のお陰でこの度の合戦は勝ったようなものだ』と感謝されました」、嬉々として語り続ける息子:長政に対し、如水は冷水を浴びせるような一言を口にしました。「その時、お前の左手は何をしていた?」

長政は思わず絶句しました。空いている左手で家康を刺し殺すことができたのではないのか?、という意味だったからです。
(果たしてNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」ではこのエピソードは語られるのでしょうか?)

嫡男:長政が東軍に属したため、如水も東軍に属していました(九州制圧の戦いも西軍の大名を攻めるという形での戦いでした)。しかし家康も如水が自分のために働いてくれたとは思ってなかったようで、長政には34万石を加増して※5:筑前(ちくぜん)名島52万石という大国を与えたものの、大坂城に出向いた如水には労いの言葉をかけただけだったそうです…。

稀代の策士として秀吉、家康という2人の天下人に恐れられたことと、秀吉の前半生を支えた(言わば官兵衛の前任者である)軍師:竹中半兵衛(たけなか はんべえ)の清廉潔白な生き方と比較されて、
官兵衛には上記のような野心家としてのエピソードが数多く残されていますが、史実としては下剋上が当たり前であった戦国時代に在って一度も主君を裏切ったことはなく、忠臣と言える武将だと私は思います。

皆さまはいかが思われますか?
(文責:坂田)

※1:豊前(ぶぜん):現在の福岡県東北部と大分県北部。
※2:軍監(ぐんかん):総大将の補佐として助言をしたり、その指揮下の武将を監督する役職。事実上のNO.2。
※3:吝嗇(りんしょく):度を超えてケチであること。
※4:豊後(ぶんご):現在の大分県の大部分(宇佐市・中津市除く)
※5:筑前(ちくぜん):現在の福岡県西部

   ・広告のページ
あすなろ通信をお読みの皆さまへ
「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。
いつもありがとうございます。
これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。
しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。
どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社 友和会(ゆうわかい)の営業マンです。
キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。
取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。
お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。
何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。
何かお役に立てることがあるかもしれません。
ありがとうございます。

〒862-0950
熊本市 中央区 水前寺 4丁目 8-28
 東京海上日動火災代理店
 東京海上日動火災あんしん生命代理店
株式会社 友和会(ゆうわかい) 坂田 勇(さかた いさむ)
事務所:096-383-6660
携帯電話:090-1086-4722

 これで支援会通信の平成26年11月号は終わりです。
 皆さま、爽やかな秋から冬に向かいます。どうか体調に気をつけられて、時々の季節の良さをお楽しみ下さい。

あすなろ通信第79号(1410)

   あすなろ通信第79号(1410)

                     あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。

 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い

 当「あすなろ支援会」では常時会員の募集を行っております。

 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料として「あすなろ支援会へのご入会案内」を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局

住所〒862ー0941

熊本市中央区出水8丁目19ー24

才田鍼専門治療院気付

あすなろ支援会事務局

電話096ー371ー1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

https://asunaro-hari.jpn.org/

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、事務局からとして、

1.販売部の販売品価格のお知らせ

2.いよいよ、あすなろはり治療院ーグループーの「あすなろ無料はり体験会」が開催されます

3.葉書の寄付の募集をしばらく見合わせます

 そして後は、あずにゃんと今月の言葉をお届けします。

   ・事務局から

1.販売品価格のお知らせ

 販売部では価格一覧を掲載致します。

 皆さまのご利用をお願い致します。

 ・あすなろ販売部価格一覧(201409)

はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風

             50本単位 1900円

              1本単位  50円

はり ヤンイー     1箱(税込み) 1000円

はり タフリー 02番  1箱(税込み) 900円

アルコール(イソプロピル) 1本単位 330円

綿花        1袋( 1キロ)  1900円

はり筒           1本   1300円

折りたたみベッド 2万3千円

   初回の組み立てや説明が必要な場合は別に費用が加算されます。

ペーパータオル       1包み  130円

2.いよいよ、あすなろはり治療院ーグループーの「あすなろ無料はり体験会」が開催されます

 担当は嶋田副会長です。下記の要項で行われますので、皆さまの周りで鍼を体験なさっていない方がありましたらお勧めいただきまして、どうか嶋田副会長にご連絡をお願い致します。

2014年度 あすなろ鍼無料体験会開催要項

 《場所》

あすなろ鍼治療院 ー山崎ー

熊本市中央区山崎町5-101

代表:嶋田 裕

 《日時》

2014年10月19日(日曜)

午前:10時~12時

午後:1時~3時

※ベッド3台×4時間=12名

※もし希望が多すぎるような時はあと1時間追加の予定

 《予約(電話)》

先着順で、受け付け開始は2週間前の10月6日(月曜)から

電話番号:096-211-8355(嶋田まで)

 《駐車場》

近くのコインパーキング

パーキングの費用は主催者負担

※予約の時に駐車場が必要かを確認して、どこを利用してもらうかはその時お伝え致します。

 《はり体験の時間》

1人40分の予定

☆皆様の予約のご協力を宜しくお願い致します。

3.葉書の寄付の募集をしばらく見合わせます

 数年前から葉書の寄付を皆さまにお願いしてまいりましたが、最近会員の1人の方から、「このまま続けられますか?」という感想が寄せられましたので、役員会に今後のことを諮りました。その結果、今後のことを私才田に一任されましたので検討致しましたが、次のような理由でこの葉書のご寄付の依頼をしばらく見合わせることに致しました。

 毎年いろんな方に一人ひとりご寄付のお願いを致してまいりましたが、その寄付依頼の作業に費やす時間の割には効率が悪く、その時間をもっと他の形で鍼の普及のために使った方が本会の目的であります鍼の普及にかなっていると判断しまして、葉書の寄付の募集をしばらく見合わせることに致しました。

 それで、ここにこのことを報告致しまして、会員の皆さまにはこれまでのご寄付に対しまして、今一度お礼を申し上げます。皆さま有り難うございます。

 また、ご寄付いただきました葉書のことで、色々と事務その他の作業をいただきました会員の方(お助けウーマン2号)にもそのご労苦に対しましてお礼を申し上げます。有り難うございます。

  ・あずにゃん無農薬野菜情報

 自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、ひいては心の根幹に触れる体験談を交えてあずにゃん(山部梓さん(旧姓川口さん))が平成24年の2月から連載して下さっています。

 事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん第29号(1410)

最近、酵素作りを始めました。と言うのも、家の畑にまだ人参が沢山あったからと言うきっかけだったんですが、いろいろ調べてみると今、一番必要なものだと気付きました。

そもそも酵素はたんぱく質の一種で、体内にもともとある「潜在酵素」と食べ物から取る「食物酵素」に分かれ、潜在酵素は1日に生産できる量が限られていて年齢とともに減っていくようです。酵素の働きは、消化と代謝を助ける栄養素です。

現代の食生活や生活環境のストレスなどで日々、体内の細胞は破壊され、それを修復、補う為に潜在酵素は使われて不足します。不足すれば、免疫力が低下し、いろいろな症状になり体に出てくるわけです。

うちの子どももアレルギーですが、これもまた毎日、毎日薬を飲み続けなければいけません。体に良いわけがなく、治すには、免疫力を上げるしかないようです。

私の野菜を買って下さっていたお客様の中には、東北や関東からの方がいらっしゃいました。その方たちは、農薬や化学肥料も気になるけれど、一番は放射能だと言っていました。

これは、本当に新たな問題で、しかも私たちには防ぎようがないのです。受け止めて前へ進むしかありません。九州に住んでいる私たちも他人事ではありません。将来があるまだ小さな子供たちの事を考えるとなおさらです。

そんな中で今、私たちに出来る事は、体内に取り込んだ悪いものを、外へ出す事だと思います。自分の体にもともと持っている免疫力を弱めない事が一番だと思います。

酵素ジュース作りは簡単です。

作り方は、いろいろな野菜や果物を使います。

基本は、野菜や果物と砂糖を1:1.1の割合で煮沸したキレイな瓶に砂糖と交互になるように入れていき、それを発酵するまで毎日、手で混ぜれば良いだけです。出来上がったら、1日30mlを目安に水で薄めて飲みます。

使う果物や野菜は無農薬のものなら皮がついたまま小さめに切って使うといいです。そうでないものは皮は剥いて使ったほうがいいと思います。慣れたら、野菜も果物も混ぜて作ってもいいようです。

私は人参でつくりましたが、あんまり美味しいとは言えない味でした(笑)

なので今回は今が旬のブルーベリーで作っています。皆さんも試されてみて下さい。

・酵素の意味(編者)

このあずにゃんでいう酵素とは科学でいう触媒のことです。

つまり化学反応を早めるために一緒に入れる物質のことで、それを身体では酵素と呼んでいます。ですから酵素を摂れば、つまり食べれば、消化や吸収を胃腸で行われている食物と身体の消化液などの反応が活発になって、消化や吸収が盛んになるわけです。

  ・今月の言葉

                     今月の言葉担当 坂田 勇

平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。

私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:56(2014年10月)

【シリーズ:※論語(ろんご)①】

人の己(おのれ)を知らざることを患(うれ)えず。

人を知らざることを患(うれ)う。

現代語訳

「人が一向に自分を認めてくれないと嘆いてはいけない。

自分こそ他人の良さをわかっていないのではないか、

真価を理解できずにいるのではないかと、そのことを憂(うれ)いなさい。」

孔子(こうし)の謙譲(けんじょう)の精神として知られている有名な論語の一文です。

人は誰でも他人に認められたいし、認められれば嬉しいものです。

しかし、一生懸命に仕事に打ち込んでいるし、決して人には負けないほど努力しているつもりだが、その割には報われない。

そんなときについ、愚痴をこぼしてしまうのが、人情というものです。

孔子は、自分の価値や能力を認めて貰いたいのであれば、まずは自分の周囲にいる優れた人物の価値を認めなさいと説いています。

この言葉は、能力と意欲があるのに、立身出世(高位の役職への仕官)を果たせない弟子たちの、焦りと不安を諭(さと)す孔子の思いやりの言葉だったのかもしれません。

他人と自分を比べて、己の不遇を嘆く、ということは時代や洋の東西を越えて存在する、ある種の「人間の性(さが)」のようです。

かくいう私も営業マンの「宿命」とはいえ、毎月グラフで他の営業マンと自分の営業成績を比較されて、「俺だって頑張っているのに…」と卑屈になることはしょっちゅうです…。

皆さまは、いかがですか?

(文責:坂田)

※論語(ろんご)とは、孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物です。

「孟子(もうし)」、「大学(だいがく)」、「中庸(ちゅうよう)」と併せて、儒教(じゅきょう)における「四書(ししょ)」の1つに数えられています。儒教の代表的な経典であり、儒教思想の真髄を伝えるものとして後世に大きな影響を与えています。内容は、社会的人間としての個人のあり方と国家の政治にかかわる道徳思想を主としていますが、中心の主張は忠(まごころ)にもとづく人間愛としての仁(じん)の強調であって、親への孝行、年長者への悌順(ていじゅん)などとともに、利欲を離れて自己を完成させる学の喜びなども述べられています。

「シリーズ:論語」では上記を踏まえ、儒教思想を広く理解するために、四書の「論語」以外の三典、「孟子」、「大学」、「中庸」の言葉も紹介する予定です。

   ・広告のページ

あすなろ通信をお読みの皆さまへ

「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。

いつもありがとうございます。

これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。

しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。

どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社 友和会(ゆうわかい)の営業マンです。

キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。

取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。

お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。

何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。

何かお役に立てることがあるかもしれません。

ありがとうございます。

〒862-0950

熊本市 中央区 水前寺 4丁目 8-28

 東京海上日動火災代理店

 東京海上日動火災あんしん生命代理店

株式会社 友和会(ゆうわかい) 坂田 勇(さかた いさむ)

事務所:096-383-6660

携帯電話:090-1086-4722

 これで支援会通信の平成26年10月号は終わりです。

 皆さま、爽やかな秋が深まります。どうかこの素晴らしい季節をお楽しみ下さい。

あすなろ通信第78号(1409)

あすなろ通信第78号(1409)

あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。

 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い

 当「あすなろ支援会」では常時会員の募集を行っております。

 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料として「あすなろ支援会へのご入会案内」を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局

住所〒862ー0941

熊本市中央区出水8丁目19ー24

才田鍼専門治療院気付

あすなろ支援会事務局

電話096ー371ー1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

https://asunaro-hari.jpn.org/

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、事務局からとして、

1.販売部の販売品価格のお知らせ

2.今年度第2回役員会決定事項について

3.あすなろはり治療院ーグループーの「あすなろ無料はり体験会」開催について

 それから次は、あずにゃんと今月の言葉(9月号)をお届け致します。

   ・事務局から

1.あすなろ支援会販売部の販売品価格のお知らせ

 価格一覧を掲載致します。

 皆さまのご利用をお願い致します。

 ・あすなろ販売部価格一覧(201409)

はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風

             50本単位 1900円

              1本単位  50円

はり ヤンイー     1箱(税込み) 1000円

はり タフリー 02番  1箱(税込み) 900円

アルコール(イソプロピル) 1本単位 330円

綿花        1袋( 1キロ)  1900円

はり筒           1本   1300円

折りたたみベッド 2万3千円

   初回の組み立てや説明が必要な場合は別に費用が加算されます。

ペーパータオル       1包み  130円

 今度のアルコールは私才田の努力が足りずに30円上がってしまいました。仕入れの安いのが見つけられずにこうなりました。次回からはもっと安い仕入れができるように頑張ります。

2.役員会開催決定事項について

 7月第4日曜に開催しました今年度第2回役員会の決定事項をお知らせします。

   2014年度第2回役員会

開催日時:7月27日午前10時30分

開催場所:あすなろ支援センター

記  録:藤川

出席者:才田、嶋田、堀江、木之田、藤川、石動丸

内容

議題1.役員研修について

 当初の予定は熊本市内の低利用料金の老健施設の見学でしたが、先方の返答がないため、本年度の役員研修は点字図書館の見学に変更しました。

 開催日時等は後日決定します。

議題2.はり無料体験会について

 次のように決定

 開催日時:10月19日10時

 場所:あすなろはり治療院ー山﨑ー

 内容

 1.治療ベッド3台で、施術者は嶋田、堀江、木之田、石動丸の4名

 2.体験者は原則として、はり又は平方鍼法が初めての方を対象とし、患者さんや施術者の知人に呼びかける。

 3.段取り受付等は嶋田副会長に一任。

議題3.あすなろはり治療院グループのホームページについて

 あすなろはり治療院グループのホームページと、あすなろ支援会のホームページとの2つの位置関係が明確でないので両方の位置関係をうまく説明したホームページを作成していく。

議題4.主被支援事業者について

 本年度はあすなろはり治療院ー九品寺ー(石動丸)ともう1箇所はあすなろはり治療院グループのホームページを作ることとする。

議題5.庶務係の選出について

 庶務係の後任を、堀江事務局長が石動丸茂さんを才田会長の承認を経て選ばれた。引き継ぎは次の役員会で行う。

補足 支援会会則に、ホームページの管理委員長、ホームページの運用委員長のことの記載がないので、来年度の総会前に会則改正の原案を作る。

補足2 葉書の寄付を来年度から見直す。才田会長に一任

  ・あずにゃん無農薬野菜情報

 自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、ひいては心の根幹に触れる体験談を交えてあずにゃん(山部梓さん(旧姓川口さん))が平成24年の2月から連載して下さっています。

 事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん第28号(1409)

 小学生の頃、一番恐くて、一番優しい先生がいた。

 今考えると、かなり型破りな先生だったと思う。

 歳は50代半ば。白髪が混じった角刈り。肌の色は黒く焼けていて、いつもガラガラ声だった。

 授業をしながら、今ではなかなか目にしないパイポにおもむろに火を付け吸いはじめる。その甘くて、なんとも言えないいい香りを嗅ぐとお腹が「グゥー」となって給食が待ち遠しかった。怒ると一番怖かったはずのその先生は不思議と私の中では、優しい雰囲気で記憶に残っている。

 ある日、放課後に友達と教室に残っている時、チョコレート味のキャラメルをくれた。手渡しして貰う時、先生は机の下から足を伸ばして私たちの足を指でツネって驚かせた。そういう、ユーモアがある人だった。先生の口癖は、「着眼点」だった。授業中や何か怒られた時、必ず黒板にデカでかと書いていた。

多分、授業はほったらかしにしてその話をしていた様な気がする。今でも私が先生の事を思い出すのは、一般常識からかけ離れたような、人間くさいその感じが大好きだったんだろうと思う。

 子供の頃には訳も分からず聞いていた事が、大人になってからよく理解ができる。

 最近、子供たちと一緒によく図書館に行く。子供と絵本を借りて読む。

 その中に「たいせつなこと」と言う絵本があった。

ゆきは しろい

ゆきは つめたく かるくふんわり

 そらからおりてきて まぶしく

 ちいさな ほしや すいしょうのように きらめいている

 ゆきはつんとつめたい

 ゆきはそっととけていく

 でも ゆきにとって たいせつなのは

 いつも かわらず しろい と いうこと

 生きていていろんな事を考えたり感じる時、子供たちには、いろんな方向から考えられるようになって欲しいと思っている。

先生の「着眼点」や、この絵本はそれをとても伝わりやすく優しく子供に教えてくれている様だった。

 今すぐには子供たちには理解ができるわけではないのかもしれないけれど、私のように大人になってからも先生を思い出すような、そんな先生の様な存在になりたいと思う。

  ・今月の言葉

今月の言葉担当 坂田 勇

平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。

私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:55(2014年9月)

君は、砂糖水を売ることに残りの人生を費やすのか?

世界を変えるチャンスが欲しくはないのか?

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が、ペプシコーラの社長だったジョン・スカリー氏をヘッドハンティングする際に言った言葉です。

誘いに応じることを長い間ためらっていたスカリー氏が、すっかりその気になったというのですから、彼にとって最高の殺し文句だったのでしょう。

いかにも鬼才スティーブ・ジョブズ氏らしい、ブラフの効いた言葉だと思います。

しかし私はこの言葉、ちょっとペプシコーラに失礼じゃないか?と思うのですが…

私がスカリー氏の立場にあり、ペプシコーラの仕事に誇りを持っていたとしたら、すかさずジョブズ氏に対して、

「私は君の言うこの砂糖水で、世界中の子供たちの喉の渇きを潤おしてあげたいのだ。」

とでも言ってやりたいのですが…

要はスカリー氏は、ペプシコーラに「世界を変える」可能性があるとは思っていなかったのだと思います。

それ故にジョブズ氏の言葉に、「アップルには【世界を変えるチャンス】がある」と、激しく共鳴したのだと思います。

以前、「今月の言葉」でスティーブ・ジョブズ氏の別の言葉を紹介した際に、私はアップル社の製品を一つも持っていませんでした。

ところが昨年1月から、私の本業である損害保険の仕事が、それまでの書面での手続きからタブレット端末による手続きへと変わりました。

そのため機械に疎い私(今でもスマートフォンではなく、いわゆる「ガラケー」を使っていて何の不自由も感じません)も、否応なくタブレット端末を購入しなければならなくなり、i-Padを購入しました。

もう1年半になりますので、保険会社のアプリ?を使う事にはすっかり慣れてしまいましたが、それ以外のこと(i-Padの本来の機能)は未だにさっぱり分かりません…

インターネットをたまに閲覧する程度です。

しかしほんの数年前までデジタル商品の最先端であったノート型PCの半分以下しかないi-Padに、ノート型PCの何倍もの機能が詰まっていることには、本当に驚嘆します。

これがジョブズ氏がいう「世界を変える」商品の一つであることは、事実でしょう。

しかもi-Padに代表されるタブレット端末は過度期の商品に過ぎず、数年後には腕時計型やゴーグル(メガネ)型へと形を変えると言われています…

今からそういう時代に果たしてついていけるのか、心配でならないのですが、これまでの携帯電話とPCの進化のスピードの速さから想像すると、アッと言う間にそういう時代になるのでしょうね…

少し憂鬱です…

さて、皆さまはジョブズ氏のこの言葉、そして今後訪れるであろうデジタル時代を、いかが思われますか?

(文責:坂田)

事務局(上記)ではこれをお読みの皆さまのご感想ご意見ご提案ご要望をお待ちします。

   ・広告のページ

あすなろ通信をお読みの皆さまへ

「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。

いつもありがとうございます。

これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。

しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。

どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社 友和会(ゆうわかい)の営業マンです。

キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。

取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。

お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。

何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。

何かお役に立てることがあるかもしれません。

ありがとうございます。

〒862-0950

熊本市 中央区 水前寺 4丁目 8-28

 東京海上日動火災代理店

 東京海上日動火災あんしん生命代理店

株式会社 友和会(ゆうわかい) 坂田 勇(さかた いさむ)

事務所:096-383-6660

携帯電話:090-1086-4722

 これで支援会通信の平成26年9月号は終わりです。

 皆さま、爽やかな秋が深まります。この素晴らしい季節を満喫致しましょう。

   会員募集のご案内 2013

当あすなろ支援会では大きく分けて次の2つの活動を行っております。

1.一般の人を対象に鍼の普及活動に関する事業

2.鍼師に対して鍼の指導と開業。鍼灸師に対して治療室運営の支援事業

会の組織力が高まるためと、そして上記、会の活動をより活発にするために本会では会員の募集を常時行っております。

次の特徴を持つこの鍼の担い手を育てるために、皆様も会員になってこのあすなろ支援会をもり立ててみませんか

この鍼の特徴

1.打撲ねんざも湿布と薬よりも早く治る

2.現代医学の理論を基礎の理論としている

3.はりをする時の痛みが殆どない

問い合わせや入会を希望される方は、私才田までご連絡をお願い致します。

電話 096ー371ー1234 才田鍼専門治療院気付け

           あすなろ支援会事務局

あすなろ通信第77号(1408)

あすなろ通信第77号(1408)

あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。

 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い

 当「あすなろ支援会」では常時会員の募集を行っております。

 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料として「あすなろ支援会へのご入会案内」を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局

住所〒862ー0941

熊本市中央区出水8丁目19ー24

才田鍼専門治療院気付

あすなろ支援会事務局

電話096ー371ー1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

https://asunaro-hari.jpn.org/

   お詫び

 上のアドレスは、あすなろ支援会のものですが、現在はあすなろはり治療院-グループ-に繋がってしまいます。

 まず、皆さまにお断りもなくあすなろ支援会にアクセスできなくなっていたことをお詫びします。現在新しくあすなろはり治療院ーグループーのホームページを作っておりまして、その作業連絡の不徹底でこのように繋がらなくなっておりました。申し訳ありませんでした。私、会長の段取りの不足から出ました不手際をおわび致します。今度の役員会で話し合い、あすなろ支援会とあすなろはり治療院グループとの位置関係をはっきりさせるつもりでおります。はっきりしました段階でまた皆さまにはお知らせいたします。

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、事務局からとして、

1.販売部の販売品価格のお知らせ

2.役員会開催予定について

3.あすなろはり治療院ーグループーのホームページ

 それから次は、あずにゃんと今月の言葉(8月号)をお届け致します。

   ・事務局から

1.あすなろ支援会販売部の販売品価格のお知らせ

 価格一覧を掲載致します。

 重ねて皆さまのご利用をお願い致します。

 ・あすなろ販売部価格一覧201407

はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風

             50本単位 1900円

              1本単位  50円

はり ヤンイー     1箱(税込み) 1000円

はり タフリー 02番  1箱(税込み) 900円

アルコール(エタノール)  1本単位 450円

アルコール(イソプロピル) 1本単位 300円

綿花        1袋( 1キロ)  1900円

はり筒           1本   1300円

折りたたみベッド 2万3千円

   初回の組み立てや説明が必要な場合は別に費用が加算されます。

ペーパータオル       1包み  130円

2.役員会開催について

 6月から堀江事務局長が日程調整の作業をしてくれて開催日が7月第4日曜になりました。今年度第2回目の役員会ですが、予想される議題は役員研修について、及びあすなろはり無料体験会開催についてです。

 結果につきましては必要に応じてこの通信でお知らせ致します。

3.あすなろはり治療院グループのホームページ

 あすなろはり治療院グループのホームページを嶋田副会長を中心とした作業グループで作っておりました。それがほぼ出来上がりましたので日程調整ができれば上記役員会と合同であすなろはり治療院グループ運用委員会とでSEO対策を話し合うつもりです。

  SEOについて

 インターネットで例えばはり治療院などを探す時に、「腰の痛み はり治療 熊本市」などの言葉を使って検索をパソコンで行います。それによって、例えば、「はり治療院」が検索されると、それが何百何十と一覧表になって画面に現れます。

 多くの人はそれを見て、例えば「この3番目にある治療院が良さそうだからここに行こう」などと決めます。この一覧の順番を上げてなるだけ上位に並ぶようにすることを、つまり検索者の目に触れやすくすることをSEO対策といわれています。

 この説明は言葉だけからいうと正確ではありませんが、意味としては実際的なことを誤解を恐れず書きました。

 これをやってくれるプロの業者がいて、それに数万円も支払ってこの対策をしているお店や治療院があるくらいです。本会の予算ではそこまでありませんので、できるところからやっていこうとしております。どうかこれをお読みの会員の皆さまは上記SEO対策にもなりますので、上記あすなろはり治療院グループホームページへのアクセス(見に行くこと)をお願い致します。

  ・あずにゃん無農薬野菜情報

 自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、ひいては心の根幹に触れる体験談を交えてあずにゃん(山部梓さん(旧姓川口さん))が平成24年の2月から連載して下さっています。

 事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

   あずにゃん第27号(1408)

 この前、芦北に出来た、太陽光発電のメガソーラーを見に行った。

 その日は雨で霧がかかっていて視界がハッキリとしないにも関わらず、あまりの巨大さに驚いた。

 見渡す限りのソーラーパネル。太陽が顔を見せないような日なのにしっかりと発電していて、これまた驚き。

 ソーラーは、山の形状をそのままに取り付けてあるので、なだらかだけれどでこぼことしている。発電された電気は、九州電力に売られ、変電所を通して各家庭に流れているらしかった。

 原発の問題もある中にこのようなものを実感できて頼もしかった。

 今、CMで坂本龍一が「未来とは言わせない」だったかどうかはうろ覚えだが、そんな風な事を言って、ソーラーパネルの前で、シンセサイザーを鳴らしているのが記憶に蘇った。

太陽、水、風、地熱。。。自然のエネルギーは溢れている。

 子どもたちも一緒に行ったので、えらく感動したらしく、凄い!と言っていた。子どもたちが大人になる頃にはこれが当たり前になっていて欲しいと思った。

3.11 以来、津波を経験しなかった子どもたちにも 心の中にトラウマのような恐怖心があって忘れられないようだ。実際、うちの子どもたちは、地震と津波にはかなり敏感になっている。震災以降、完全に何かが変わった。

 環境はもちろん、食べものや、人の価値観までもが、何かが今までとは違う。

 これから、いかに自立して生きていかねばならないかが剥き出しになったように思う。子どもたちの未来にはそれが重くのしかかっている。逆に考えれば、これからの未来は、人が人間らしい営みに戻って行ける新しい時代になるのだろう。

 そして、真の「豊かさ」も確かに感じられる大人になって欲しいと願うばかりである。

 もっとも、そう言っている私が一番そんな人間になりたいと思う。

  ・今月の言葉

                    今月の言葉担当 坂田 勇

平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。

私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:54(2014年8月)

【シリーズ:※1三国志(さんごくし)①】

「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」

蜀(しょく)の武将:馬謖幼常(ばしょく ようじょう)が、街亭(がいてい)の戦いで※2丞相(じょうしょう)である諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)の指示に背いて大敗北を喫した。この責任をとって馬謖(ばしょく)は処刑されることになるが、愛弟子の馬謖(ばしょく)の処刑に踏み切るにあたり孔明(こうめい)は涙を流した。後に蒋琬(しょうえん)から「馬謖(ばしょく)ほどの有能な将を…」と彼を惜しむ意見もあったが、孔明(こうめい)は「軍律の遵守(じゅんしゅ)が最優先」と再び涙を流しながら答えたという。(出典『三国志』「蜀書馬良伝」)

【意味】規律や秩序を保つためには、たとえ愛する者であっても、違反した者は厳しく処分するということ。

三国志の名言中の名言ですので、ご存じの方も多いかと思います。

言わずと知れた蜀(しょく)の天才軍師:諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)は、主君:劉備(りゅうび)亡きあと、丞相(じょうしょう)として後継者である劉備(りゅうび)の嫡男(ちゃくなん):劉禅(りゅうぜん)を補佐し、蜀(しょく)の内政から軍事に至るまで一手に担っていました。

しかし流石の孔明(こうめい)も寿命にはかないません。そこで孔明(こうめい)は才気に溢れる若い馬謖(ばしょく)を参軍(幕僚)に任命し、自分の傍に置き、ゆくゆくは自分の後継者にしようと考えていました(ちなみに劉備(りゅうび)が63歳で死去したとき、孔明(こうめい)は43歳、馬謖(ばしょく)は34歳です)。

孔明(こうめい)は※3第一次北伐(ほくばつ)に際し、馬謖(ばしょく)に戦略上の要所である街亭(がいてい)の守備を命じました(街亭の戦い)。孔明(こうめい)は道筋を押さえるように厳命しましたが、馬謖(ばしょく)は独断でこれに背き山頂に陣を敷きました。このため副将の王平(おうへい)がこれを諫(いさ)めましたが、馬謖(ばしょく)は聞き入れようとしませんでした。

その結果、魏(ぎ)の名将:張(ちょうごう)らに水路を断たれて山頂に孤立し、蜀(しょく)軍は惨敗を喫しました。翌5月に、孔明(こうめい)は敗戦の責任を問い馬謖を処刑しました。このとき孔明(こうめい)は涙を流し、これが後に「泣いて馬謖を斬る」と呼ばれる故事となったと伝えられています。

諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)といえば、常に冷静沈着、軍師としての知略・軍略・戦略はもとより、新兵器の設計から、屯田(とんでん)制の計画(農地・税制改革)や法律の草案作りまでこなす、3000人以上と言われる三国志の登場人物の中でずば抜けた天才です。

手には羽扇(うせん:鳥の羽で作られた後の「軍配(ぐんばい)」の原型)を持ち、相手の三手先まで洞察し、何事も涼しい顔でやってのけるクールで超人的なイメージが強いのですが、この愛弟子:馬謖(ばしょく)処刑のエピソードからは、孔明(こうめい)もやはり人の子、決して超人ではなく人並みの「情」を持った一人の人間だということが窺い知れます。

「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」、人の上に立つ者の心構えとして、現代の政治家、企業経営者にも忘れて欲しくないエピソードだと思います。

皆さまはいかが思われますか?

                              (文責:坂田)

※1三国志(さんごくし):中国の後漢(ごかん)末期から三国【魏(ぎ):曹操孟徳(そうそう もうとく)が創始・呉(ご):孫権仲謀(そんけん ちゅうぼう)が創始・蜀(しょく):劉備玄徳(りゅうび げんとく)が創始】が争覇した、三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 – 280年頃)の興亡史。

 歴史書としての正史「三国志」の作者は陳寿(ちんじゅ、233年 – 297年)。後世、陳寿(ちんじゅ)の正史「三国志」を基として、架空の登場人物やエピソードを織り交ぜ、明の初期に羅貫中(ら かんちゅう)らの手により、「三国志演義(さんごくしえんぎ)」という物語りが生れました。一般的に知られている 「三国志」は、この「三国志演義(さんごくしえんぎ)」のことです。

※2丞相(じょうしょう):古代中国の戦国時代、秦王朝、漢王朝において、君主を補佐した最高位の官吏。

※3北伐(ほくばつ):蜀(しょく)の丞相(じょうしょう):諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)が自ら軍を率いて出兵した魏(ぎ)侵攻のこと。魏(ぎ)が蜀(しょく)の北方に位地していたため、北伐(ほくばつ)と呼ばれた。魏(ぎ)を倒すことは亡き主君:劉備(りゅうび)の悲願であったため、孔明(こうめい)は劉備(りゅうび)の死後、5度の北伐(ほくばつ)を行ったが魏(ぎ)を倒すことは出来ず、5度目の北伐(ほくばつ)の際、陣中で没した。

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あすなろ通信をお読みの皆さまへ

「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。

いつもありがとうございます。

これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。

しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。

どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社 友和会(ゆうわかい)の営業マンです。

キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。

取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。

お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。

何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。

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ありがとうございます。

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事務所:096-383-6660

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 これで支援会通信の平成26年8月号は終わりです。

 皆さま、お互いに暑い夏を元気に乗り切り、爽やかな秋を迎えることに致しましょう。