あすなろ通信第73号(1404)

あすなろ通信第73号(1404)

あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることによりさらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。

 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い

 当あすなろ支援会では常時会員の募集を行っております。

 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料としてあすなろ支援会へのご入会案内を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局

住所〒862ー0941

熊本市中央区出水8丁目19ー24

才田鍼専門治療院気付

あすなろ支援会事務局

電話096ー371ー1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

https://asunaro-hari.jpn.org/

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、入会者のお知らせ、事務局からとして、

1.今年度の総会開催される

2.販売部の販売品価格のお知らせ

 それから次は、あずにゃんと、今月の言葉(4月号)をお届け致します。

 尚、今月からは広告のページも設けました。

 会員の皆さまの賛否その他のご意見ご感想を事務局はお待ちします。

   ・入会者のお知らせ

 今回は3名も入会者のお知らせができますことを会員の皆さまと共に喜びたいと思います。

入会者のお知らせ

村上幸久さん

入会日:平成25年10月6日

維持会員

 長崎県の諫早市にお住まいです。

 村上さんと私は小学校の時からお付き合いをいただき、それから熊本で14年間、東京で3年間、計17年も学校と仕事を習得することを一緒に過ごした幼なじみという間柄の人で、兄弟よりも共に居た時間が長い人です。

 入会を頼んだら、その場で引き受けてもらえて有り難いと思いました。

 尚、村上さんは私たちが学んでおります平方鍼法(新しいはり)の40余年のキャリアをお持ちのベテランです。きっとこのことで、我々のはりに役立って下さることがあると思わされます。

入会者のお知らせ

碇(いかり)和男さん

入会日:平成26年3月2日

維持会員

 碇さんはあすなろのはりの修了者でなくて、しかも打撲や捻挫の治療もできる二人のうちの一人です。

 このように我々のはりを以前から理解研修して、いつも学習会に参加して応援していてもらっていた人ですが、今度のあすなろのホームページを作ることがきっかけで、維持会員になって頂きました。

 このように前の紹介者の村上さんと同じように、私たちが普及をはかっておりますこのはりの中身が分かった人の入会は、心強さを感じて編集者も励まされております。

入会者のお知らせ

川野修介さん

入会日:平成26年3月26日

賛助会員

 川野さんはご子息が才田鍼専門治療院に頚椎症で通っていらっしゃって、本人が下肢の筋肉痛で来院され、以来何かあると通院して頂くようになり、はりとその普及の話からあすなろ支援会の話になり、自分もそれなら協力して良いとおっしゃって下さり、この度ご入会頂きました。

 川野さんには物理的には何の特典もないのに、賛助会員としてご支援頂くことは有り難い限りです。この気持ちを忘れずに編集者は頑張り続ける覚悟です。

 ここで編集者の才田からお詫びです。

 今回の入会者のお知らせの始めに書きました村上さんのことですが、私才田の怠慢で入会が昨秋にもかかわらず、入会に関するこの通信でのお知らせや、その他の入会手続きが今になってしまいました。村上さんと会員の皆さまにお詫びを申し上げます。

 村上さん、そして会員の皆さま、この3月で村上さんの遅れていた入会に関する手続きは全て終わります。どうかお許し下さい。

   ・事務局から

1.今年度の総会開催される

 これは3月末に書いています。

 今年度の総会は3月16日にあすなろはり治療院ー水前寺ーで行いました。出席者は多いとは言えない数でしたが、会員の皆さまの議決権の編者への委任で会は成立しました。

 朝から昼過ぎまでいくつかの話し合いがもたれ、ある時間は熱気にあふれたひととき、ある時間は楽しいおしゃべりのひとときを過ごしました。

ここで簡単に決められたことを紹介致します。

あすなろ支援会2014年総会決定事項

第1号議案 

 昨年度の報告とその承認

 1.会務報告   藤川和代庶務係代理石動丸茂

 2.支援事業報告 会長 才田覚

 3.決算報告    会計 嶋田裕

 4.監査報告   監事 平井孝明

 全て承認

第2号議案

 平成26年度の事業及び予算について

 承認

第3号議案

 役員研修会開催について 

 承認により今年から初めての事業が始まります。

第4号議案

 あすなろ鍼治療院ホームページ運用委員会設置について

 承認されて次の方が委員となりました。

 才田覚・木之田真帆・堀江照俊・嶋田裕・高柳栄一

2.あすなろ支援会販売部の販売品価格のお知らせ

 同品の価格一覧を掲載致します

 皆さまのご利用をお願い致します。

 ・あすなろ販売部価格一覧201310

はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風

             50本単位 1900円

              1本単位  50円

はり ヤンイー     1箱(税込み) 1000円

   この郵送料は複雑です。実際に郵送での注文をなさる場合には事務局にお尋ね下さい。

はり筒           1本   1300円

アルコール(エタノール)  1本単位 450円

アルコール(イソプロピル) 1本単位 300円

綿花             1キロ  1800円

ペーパータオル       1包み  130円

  ・あずにゃん無農薬野菜情報

 自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、ひいては心の根幹に触れる体験談を交えてあずにゃん(山部梓さん(旧姓川口さん))が平成24年の2月から連載して下さっております。

 事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

あずにゃん第24号(1404)

 この通信を書いている今、3月も中旬に入りました。

 やっとうちの庭の梅の花が咲き始め、春らしくなってきました。昨日、畑にジャガイモを植え付けするために鍬で耕していると、どこからか小鳥がやって来て、さっそく虫を探していました。どこから見ているのか、必ずすぐにやって来ます。賢いな〜。

 虫たちも寒い冬から目覚めて出てくる頃です。

 私も出産してから、しばらくぶりの畑仕事にワクワクしました。子どもがまだ2ヶ月なので寝ている間に作業をして、普通なら1時間くらいで終わる作業を1日かけて終わらせました(笑)。そこまでして植えなくても…と頭の片隅には思うのですが、目の前に小さいとは言え、畑があるのでもったいない!!と思ってしまいます(笑)。ジャガイモも植え付け時期を待ってはくれません。

 今からはいろんな野菜が植え付けできるので、ほんの少し、こころの中がソワソワしています。

 しかし、種を蒔き芽が出てくる当たり前のことですが、つくづく感謝だなと思います。心配なく種を蒔く事ができる。

 私がジャガイモを植え付けた昨日は、忘れてはいけない3.11でした。テレビでも3年前の映像が流れていました。3年前、私は農業を勉強するために学校へ通っていました。その日は学校の農場から、学校へ帰るバスの中で地震の事を知りました。なんとも信じがたい映像が流れ、始めは何が起きているのか分からないまま、ただ唖然と映像を見ていました。

昨日またその映像を目にして、3年前に泣きながら堆肥の切り返しをした事を思い出しました。

 地震があった次の日、私は知り合いの畑で作っていた堆肥の切り返しをしに行きました。しかし、作業しながら訳のわからない涙が出て止まりませんでした。たくさんの方が犠牲になり、たくさんの命がなくなってしまったのに、そして自分がこうしている間にも、被災地の方は自分の親や子どもの行方が分からず泣きながら探していると言うのに、どうして自分は何事もなくこんな事をしているんだろう、できているんだろうと罪悪感のような気持ちと、何故こんな酷い事が起こってしまったのかと複雑な心境になったのを覚えています。

 自分が涙を流してもどうなるわけでもないことは分かっているし、泣くくらいなら何か行動しなさいといつも自分に言っているのですが、あの時ばかりは無理でした。泣く事の方が失礼な気持ちにもなりました。そもそも私に被災者の方たちの苦しさ、辛さ、悲しみが本当の意味で解るわけはないのです。ただ泣きながら手にフォークを持って必死に堆肥を切り返しました。

 必死に切り返ししているうちに、少しだけ気づきました。 私は被災地には行けないけれど、この堆肥を作ったり、土を守る事はできると。小さな規模ですが自分にできる事と考えた時、それしか見つかりませんでした。

 今は、自分の畑で収穫した野菜を年に一回くらいしかできませんが、被災地の保育園に送っています。できる範囲でではありますが。自己満足にならないように、続けて行きたいと思っています。

  ・今月の言葉

今月の言葉担当 坂田 勇

平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。

私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:50(2014年4月)

できるだけ譲る

「終身(しゅうしん)路(みち)を譲るも、百歩を枉(ま)げず」(『新唐書』)。

生涯人に道を譲っても、百歩の距離を迂回(うかい)するわけではない。

それほどわずかなことだから、こちらから譲るべきであるという教えです。

私が尊敬する鍵山秀三郎さん(自動車用品店:イエローハットの創業者です)の言葉です。

鍵山さんの日めくりカレンダーの8日目に記されています。

まさに読んで字のごとく、そのままの意味なのですが、この「わずかなこと」がなかなか出来ません。

この「できるだけ譲る」という鍵山さんの教えを実践するため、私は自動車の運転中に信号機のない横断歩道の手前で停車することを心掛けています。

自動車を運転される方はすぐに思い当たられると思いますが、ほとんどのドライバーが信号機のない横断歩道の手前では停車をしません。

信号機のない横断歩道で歩行者や自転車が横断待ちをしている際、道路交通法は車は横断歩道前で停車して歩行者・自転車を優先的に通行させなければならないと定めています。自動車学校でもそう習います。しかし前述の通り、現実の路上では90%以上のドライバーが信号のない横断歩道の手前では停車をしません。歩行者・自転車は車の流れが途切れるのをずっと待っている状態です。

歩行者・自転車の方は、夏は炎天下の下で汗だくです。

冬は冷たい北風に吹かれて凍えています。

それに引き換え自動車はエアコン完備、ドライバーは夏は冷房、冬は暖房で快適な空間の中にいます(そのうえラジオや音楽を聴きながら…)。

それなのに、横断歩道の手前で止まり、歩行者・自転車に道を譲ることが出来ないドライバーがほとんどです…

なぜでしょうか?

いくら考えても明確な答えが出て来ません…。

ただ単に、停車するのが「面倒くさい」と考えているドライバーが圧倒的大多数である、としか思えないのです…

私は仕事でもマイカーを使っていますので、車に乗らない日はほとんどありません。

逆にバスや電車に乗ることはほとんどないため、そういう公共交通機関内で他人に席を譲る機会がありません。

そのため信号機のない横断歩道の手前での停車を、「できるだけ譲る」ことの実践として心掛けているのですが、ほとんどのドライバーが車より「弱者」である歩行者・自転車を無視して、「車優先」と言わんばかりに信号機のない横断歩道の手前での停車をしないのを見ると悲しく、情けなくなります。

ひどいドライバーになると、歩行者・自転車を横断させるために信号機のない横断歩道の手前での停車している私に、クラクションを鳴らしてきます。

そして私の車が進みだすと、私を凄い形相で睨みつけながら追い越して行きます…。

いったい何にそんなに怒っているのでしょうか………?

私が自動車免許を取得したのは昭和60年(18歳の時)ですが、その頃は「狭い日本 そんなに急いで どこへゆく?」という交通標語が、あちこちの道路に掲げられていました。

それがバブル崩壊とともに、時代は平成へと移り、いつしかその交通標語を全く見なくなりました。

ちょうど携帯電話、インターネットの普及も重なり、日本人の美徳の一つである「辛抱強さ」、「我慢強さ」が急速に失われ、日本人の心から「ゆとり」が消えて行くことを痛切に実感したものです。

それからもう20年余年…、平成も26年を迎えています。今ではインターネットは完全な社会インフラとなり、携帯電話はスマートホンという「電話機能付き小型パソコン」へと進化?し、ノート型パソコンは「タブレット」という、より小さくより高性能な端末にとって替わられています。

本当に「便利な世の中」になりました…。

しかしその代償として、日本人は心のゆとり・思いやりの心を無くし、「譲る」ことすら出来なくなってしまったような気がしてなりません…。

「できるだけ譲る」、皆さまはこの言葉、いかが思われますか?

(文責:坂田)

「今月の言葉」をお読みくださっている皆さまへ

おかげさまで「今月の言葉」の連載が、今回で50回となりました。

限りなく私の「独りごと」に近い、「随筆」という形容がぴったりの「今月の言葉」を、ここまで書き進めることが出来ましたのは、ひとえに皆さまの温かいご支援の賜物です。

本当にありがとうございます。

次号から心新たに連載を続けさせて頂く所存ですが、新しい試みを構想中です。

これまではランダムに、私の気の向くままに連載してまいりましたが、次号からはそれと並行して「今月の言葉」内のミニ・シリーズを企画中です

まだ仮題ですが、「今月の言葉(シリーズ:論語)」、「今月の言葉(シリーズ:三国志)」、「今月の言葉(シリーズ:相田みつを)」などを連載予定です。

これまで同様にお読み頂ければ幸いです。

次号以降も、どうぞ宜しくお願い致します。

2014.01.26 自宅にて 

坂田 勇

 シリーズものの連載楽しみにしています。

 編者の好きな諸葛孔明(しょかつこうめい)の話がきっと出てきて面白いでしょう

 少し前の黒田官兵衛の出てくる大河ドラマで、軍隊の数を見せかけだけ増やして毛利軍を退却させる場面があり、これは諸葛孔明に学んだなと私は三国志を思い出しました。我々もあすなろ支援会を先人に学び、はりの普及発展を期したいと切に思わされます(編者)。

事務局(上記)ではこれをお読みの皆さまのご感想ご意見ご提案ご要望をお待ちします。

   ・広告のページ

あすなろ通信をお読みの皆さまへ

「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。

いつもありがとうございます。

これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。

しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。

どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社 友和会(ゆうわかい)の営業マンです。

キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。

取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。

お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。

何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。

何かお役に立てることがあるかもしれません。

ありがとうございます。

〒862-0950

熊本市 中央区 水前寺 4丁目 8-28

 東京海上日動火災代理店

 東京海上日動火災あんしん生命代理店

株式会社 友和会(ゆうわかい) 坂田 勇(さかた いさむ)

事務所:096-383-6660

携帯電話:090-1086-4722

 これで支援会通信の平成26年4月号は終わりです。

 今年から会を更に力強いものにするために、私たち会員の資質の向上を図る目的ではり以外のことについても研修を行うつもりです。

 このような覚悟をその時々に申してまいりました。

 その気になると申しますのは有り難いことで、このプラス思考のお蔭で久々に今月号では新会員の方を3名も紹介できました。そして来月号ではまた1名の入会者を紹介できそうです。これに安心することなくこのまま会の組織強化に努め続けます。会員の皆さまのご支援ご協力をお願い致します。

 それでは最後ではございますが、会員の皆さまのご活躍を祈念申し上げて失礼致します。