あすなろはり勉強会(2021年4月4日)報告

桜の花も早々に散り、4月の勉強会はツツジの季節のなか行われました。
今回も、東京と阿蘇からオンラインで参加の二人を加え、午前は9名、午後は6名の参加者で開催です。

ひとコマ目。小川先生の講義は、『腰部の診察と症状』についてです。
鍼の適応となる腰痛をおおむね四つに分類。
以下、その四つです。

  1. 筋筋膜性腰痛
  2. 椎間関節性腰痛
  3. 変形性脊椎症(分離・すべり症を含む)による腰痛
  4. 座骨神経痛を伴うもの

それぞれに説明を付け加えてゆかれました。

さて、今回もびっくり!
嶋田先生の趣味(?)、“脊柱骨模型”が登場。
神経付き、腰椎にはヘルニア付き!
この模型を使って、患者さまにお話すれば、かなり理解が進みそうですね。

ふたコマ目は、“ウィリアムス(腰痛)体操”をK君の読み上げにしたがって行いました。
慢性症状の方や、回復期の患者さまに指導してゆけば、腰痛の改善に効果が期待できそうです。

午後は、鍼の実技。
嶋田氏は小川先生、石動丸氏はK君と、そして、私=本田は、堀江氏と組んでの実技です。
小川先生は、盲学校教諭なので、普段は平方鍼法ではないのですが、熱心に学んでくださっています。
私は、下部腰椎直即の筋緊張を取ってもらいましたが、この後、とても便通がよくなり、多少の膀胱直腸障害があったことに気がつきました。
問診で知りえた事柄から、いかによりよい鍼治療をしていくか、深く考えさせられました。

さて、オンラインで参加の中丸鍼治療院院長 中丸仁先生が今回の勉強会報告をホームページにアップされました。
こちらもご覧ください。

あすなろ鍼勉強会2021年4月 研修報告 | 中丸鍼治療院 [江戸川区・小岩駅前]