あすなろはり勉強会(2021年10月3日)報告

10月の勉強会は、コロナ感染者数も少なくなった3日の日に行われました。

不思議と勉強会のときは、コロナ感染者数が減りますね。
これも参加者の普段の行いが良いせい?

ただし、気候のほうは残暑真っ盛り。
エアコンの冷風のなか、熱中症を心配なほどの暑さでした。

今回もZoomで東京と阿蘇からお二人が参加。
リモートにもすっかり慣れてきたお二人です。(^。^)

午前のひとコマめは、盲学校教諭・小川祐一郎先生による講義。
今回のテーマは、“手関節周囲の解剖と疾患”
疾患としては、今回はとくに『腱鞘炎』を取り上げていただきました。
まずは、手関節周囲の骨の解剖。
そして、浅いところから深い部分の筋、外側から内側へ、手指や手首を動かす筋等々。
来院の動機にもなる病気ですので、みな真剣に聴いています。

ふたコマ目は症例発表です。
中丸先生の『腱鞘炎に対する鍼治療』と、嶋田先生の症例発表は、いつもながら興味深く聴かせていただきました。

午後からは、二人で組んでの鍼実技です。
わたしこと本田は、久しぶりに嶋田先生と組みました。
毎回、思うことですが、同じ“平方鍼法”といっても、それぞれに個人技があり、それぞれその特徴を生かして鍼をしています。
あらためて、目からうろこ状態で、勉強になります。
このような勉強会を続けていくことの意義は、ここにあるのではないでしょうか。

さて、中丸先生が、ご自分のホームページに研修報告を書いておられます。
こちらもご高覧ください。

10月のあすなろ鍼勉強会の研修報告をHPにアップしました。
腱鞘炎に対する鍼治療 症例発表