あすなろ通信第49号(1204)

     あすなろ通信第49号(1204)
あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただきお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させること、この二つの目的で発行いたしております。
 このような意味で皆様には連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
   熊本市出水8丁目19-24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096-371-1234
あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 さて今月の通信は、事務局からとして、あすなろはり支援会総会について及び支援会販売部設置について、次に会員情報(清田文代さん)、あずにゃん(無農薬野菜情報)3号、今月の言葉をお届けいたします。
 どうか最後までお読み下さいますように。

   ・事務局から
1.平成24年度あすなろ支援会総会について
 今年は初めてあすなろ支援センターで総会を開催いたしました。
 ご出席いただきました会員の皆様お疲れ様でした。
 以下決定事項を簡単にご報告いたします。
1)昨年度の報告事項は承認されました
 昨年度の事業、決算、監査

2)今年度の主支援事業は2件分の支援をすることになりました
 1件目はあすなろ鍼治療院ー水前寺ーの2年目の支援。
 2件目は大矢野の藤川先生が開業されるので、その1年目の応援をすることになりました。
 この主支援事業をこれから役員を中心に進めてまいりますが、会員の皆様にも色々と必要に応じてご支援のお願いをすることもあろうかと思います。その節にはご協力をよろしくお願いいたします。

3)あすなろ支援会販売部設置について
 今度総会に販売部特別会計と販売部の設置の提案をいたしましたところ、それが認められました。それでこれまで才田個人が行ってまいりました鍼の道具やその他の販売が支援会でなされるようになります。現在の販売部の資金は約14,000円と綿花9個分およそ15,000円相当です。

4)無料鍼体験会開催について
 暖かくなってからあすなろ鍼治療院ー水前寺ーで行う

2.あすなろ支援会事務局にあすなろ鍼治療院呉服町の木之田先生から少し古いパソコンをいただきました
 明日3月13日事務局の契約職員の人が頂きに行くことにしております。ここに記してあすなろ鍼治療院呉服町の木之田先生にお礼を申し上げます。有り難うございました。
 うまくいくとこの通信も作れるかも知れません。今から才田富士子さんに契約職員の人に作り方や点字から普通の文字への変換なども教えてもらえるように頼んでいるところです。

   ・会員情報
 平成22年の4月から不定期的に本会会員の方々の情報をお伝えしております。
 今回もそのお一人の人についてお伝えします。

  会員情報
  清田文代さん
 清田さんと久しぶりにお目にかかりました。するとこのあすなろ支援会通信をいつも読んでいますと話して下さいました。
 特に今月の言葉などは面白くて通信は冷蔵庫に貼っていて時々読んでますよ、ということでした。
 そして清田さんはいつも私と会うと、生き甲斐は自分にとってもっと何かあるのかも知れないといつも探していますよ、とおっしゃっています。この辺は皆で見習いたいところだと思います。

   ・今月のあずにゃんです(第3号)
    (これは3月5日に書かれています)

皆様、こんにちは。
少しずつ暖かくなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
畑仕事をしていると、寒い冬が終わりを告げて、春がそこまでやって来ているのを感じます。
なんだか足音まで聞こえてきそうな感じがします。
そんなはずは無いのですが。。。(笑)
春になるといつも思うのですが、「春が来る」と言ういい方は、とてもいいですね。
草や花や虫や動物たちが、やっと春が来たかと動き出す感じが私はものすごく好きです。
私は東南アジアに行ったり、日本の中でもあまり四季を感じない(本当はずっといるとちゃんと四季は感じますが。。。)沖縄県の西表島に一年程住んでいましたが、四季というのは人の感情というものと深く関わっているのだと感じました。
春を感じたり、夏の雨上がりの匂いや、秋が近づいてきた頃の匂いや、なぜか心寂しくなる感じなど、知らず知らずのうちに私たちの心は四季に操られていると感じます。(少なくとも私は。。。笑)
それを知っているからこそ、いろんな感情や、微妙な感情の違い、動きを感じとれるし、それを表現するための言葉の多さに気づいた時、「日本人で良かったぁ~」と心から思いました。
そして、冬があるから春が待ち遠しく思い、夏があるから、また秋が恋しく。。。
素敵ですね。

今月の「あずさ農園」は、そろそろジャガ芋の植え付けや、春夏野菜の種蒔きで忙しくなる予定です。(笑)
まだまだ、うまく育てられない焦りで奮闘中ですが頑張ります。
今は、人参 500グラム 150円
ほうれん草、小松菜 200グラム 120円
があります。
市内の方にはお電話いただきますと配達できます。
どうぞよろしくお願いします。
 電話番号 080-3370-5449 (あずさです)。
 その時々でお野菜が変わりますので、まずはお電話下さい。

これをお読みの方からのお尋ねご意見ご要望がありましたら事務局(連絡先は前記)までご一報ください。

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田勇
 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:29(2012年4月)

「ありがとうございます」と「ありがとうございました」

日常生活の中で何気なく使っている感謝の言葉、「ありがとう」。

私は先月で45歳になり、社会人として23年目に入りました。大学卒業後、就職して営業職に就き、転職、脱サラと形は変わりましたが「営業」ひとすじ22年、今月から23年目に入ります。私にとって社会人生活は、そのまま「営業マン」生活なのです(おべっかの一つも言えず、接待も出来ず、よくまあ「営業職」が務まっているなぁ、と最近つくづく思うのですが、全て「お客様のおかげ」だと思っております)…。

前置きが長くなりましたが、仕事柄、「ありがとう」という言葉を使う機会は皆さまより多いと思います。

そんな私ですが、長引く不況のなかで10年ほど前から、今の日本には「ありがとう」という感謝の気持ち・言葉が、絶対的に不足している!!と感じるようになりました。そこへ4年前の平成20年、望月広愛(もちづき ひろちか)氏という経営コンサルタント(株式会社MATコンサルタントの代表取締役、1959(昭和34)年3月生れ:当時49歳の方です)の経営研修を受講する機会がありました。全6回(1年間で2ヶ月に1回、7時間 6回)の研修の初回の第一声で、冒頭の「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の違いを熱弁され、感服致しました。

「その通りだ。私が最近ずっとモヤモヤしていた気持ちはそれだったんだ!!」と。
望月氏の熱弁は下記の通りです。

「ありがとうございます」と「ありがとうございました」は、一見(一聴?)すると大した違いはないように感じられますが、実は大きな違いがあります。「ありがとうございました」という言葉は、感謝の気持ちが既に「過去形」になっています。対して「ありがとうございます」という言葉は感謝の気持ちが「現在進行形」で、そこには雲泥の差があります。どういうお店(お弁当屋さんから薬局、飲食店、家電量販店、自動車ディーラー、銀行など、業種や規模の大小に関係なく)でも繁盛しているお店は必ず「ありがとうございます」と言っています。皆さんがコンビニでも、居酒屋でも、家電量販店でも、行かれた際に店員さんの挨拶に注意してみてください。「ありがとうございました」というお店は活気がないところがほとんどです。経営者がお客様に対してどれぐらいの感謝を感じながら商売をしているか、その本音が分かるのです、と。

その後、様々なお店に行った際に、注意して店員さんの挨拶を聴いていると、確かに「ありがとうございます」と言っているお店のほうがお客様も多く、活気があり、繁盛していることを実感しました。

すぐさま私もこれまでお客様に何となく言っていた「ありがとう」という言葉の語尾を、「ありがとうございます」という「現在進行形」へ改めました。言葉はもちろん、手紙やメールに至るまで全て「ありがとうございます」で統一することにしました。今のところ目に見えた成果?はありませんが、お金を頂いたら仕事は終わりではなく、常に「現込進行形」でお客様に接する「気構え」ができるようになりました。

才田先生を筆頭に、鍼師の先生方は患者さんに対しては「お大事に」という挨拶となると思いますが、私生活の中で「ありがとうございます」という言葉に注意してみてください。上記の望月氏の「常に現在進行形」という熱弁がよく分かると思います。

何気ない一言なのですが、「ありがとうございます」と「ありがとうございました」、この差は本当に大きいと思います。

長引く不況に加え、昨年は東日本大震災というまさに「想定外」の災害に日本は直面しました…。
こういうご時勢だけに、いっそう「ありがとうございます」という「現在進行形」の感謝の気持ちが大切だと、私は痛感しております。

皆さまはいかが思われますか?
ご拝読頂き、本当に「ありがとうございます」。
(文責:坂田)

 これで今月のあすなろ通信は終わります。
 4月は日に日に暖かさが増し24節気も穀雨・立夏としだいに秋の実りに向けての自然の営みが目に見えて動き始める時期です。
 我々あすなろ支援会の仲間の皆さん、心と体にとって実り多い今年にするために今からすぐに何かを、そしてしかも楽しいことを始めましょう。