あすなろ通信第59号(1302)

     あすなろ通信第59号(1302)
                あすなろ支援会会長 才田 覚
 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので皆様には会へのご協力をいただく意味で連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862ー0941
   熊本市中央区出水8丁目19ー24 
   才田鍼専門治療院気付
   あすなろ支援会事務局
電話 096ー371ー1234
あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

さて今月の通信は事務局からとして、総会や役員会のこと、そしてそれからあとは、あずにゃん13号、今月の言葉39号です。どうか最後までお読み下さいますように。

  ・事務局から
1.役員会開催の準備について
  今年も本会の新年度が始まりました。毎年のことですが年度の初めなので総会を開く必要があります。それでその準備のために役員会の開催の準備に入っています。
 できるだけ早く行いたいと考えておりましたが、現在2月に行われるのかなという感触を持っております。
 今、堀江事務局長に日程の調整をお願い致しているところです。

2.本会定期総会開催準備について
 上記1でお分かりのように役員会を受けての総会を計画中です。
 日程が決まりましたら皆様にご通知致しますので、どうかご出席いただいて、今年の本会の予算と事業計画をお決め頂きまして、今年も本会の最も大きな事業であります支援事業が進みますよう会員の方々のお力添えをお願い致します。

  ・あずにゃん無農薬野菜情報
自然の野菜作りのことを、そしてその野菜作りのおもしろさや農全体に関する深い問題も、体験談を交えてあずにゃん(川口梓さん)が平成24年の2月から連載して下さっております。
事務局(上記)ではこれをお読みの皆様のご感想・ご意見・ご提案・ご要望をお待ちします。

 あずにゃん第13号(1302)
 この「あずにゃん」を書かせて頂いて今年の2月で2年目に突入します。つたない文章をお読み下さり本当にありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、最近よく感じるのですが、1年が過ぎるのがものすごく早く感じます。1ヶ月も早く感じるし、1週間も早いです。1日もあっと言う間。
 でも、流れてる時間は昔と同じ速さなのに。
 人の感覚でそう感じてるんですよね。子供の頃は1日が長くて、ゆっくりと時間が流れてました。と、感じてました(笑)。虫を眺めてる時間もあったし、日向ぼっこしてる時間もありました。今では、その何倍ものスピードです(笑)。皆さんも同じだと思います。
最近、その時間を感じる感覚的な事が面白く感じます。私は御船町に畑があるので、熊本市内から通っていますが、毎日御船に行って畑仕事をしていて、ものすごくバタバタと仕事してるんですが、忙しいにもかかわらず、普通に市内で働いてた時の時間の感覚とまるで違います。なんと言えばいいのか分かりませんが、どちらかと言えば、あの子供の頃の時間の感覚に似ています。同じではないですが。
 例えば、街中で1日過ごすのと比べたら、まるで違う気がします。精神面にもかなり影響してるのだと思います。私は市内でずっと育っているので分かりませんが、本当に田舎の、車で何十分が走らないとスーパーまで行けない様な所に育って、ずっとそこに住んでる人では、多分、時間の感覚がまるで違ってるのではないかと思います。もちろん、田舎で育った人はそれが当たり前なので特別なにも感じていないし、街中の人もまた、同じであろうと思います。もし、私が今、田舎に住んだなら、かなりの時間的感覚がまた今より変わるのかなと思ったりしています。よく、沖縄時間とか言いますよね(笑)。極端に言えば、そうなるのも分かる気がします(笑)。
 きっと、風土が人を創るんだと思います。
 そういうのが面白く感じて今回は畑とは関係無い話になってしまいましたが、結局の所、やはり自然は凄いです。知らぬ間に力をもらっているのだと、この話からも伝わったかな?(笑)。つまるところ、それです(笑)。すみません、文章がまとまらず…(笑)。
 最後までありがとうございました。

  ・今月の言葉
                     今月の言葉担当 坂田 勇
 平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
 私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

今月の言葉:39(2013年2月)
「場所」に届けるんじゃない、
「人」に届けるんだ!!

皆さま、お聴き覚えのあるフレーズかと思います。
昨年(秋頃?)、ジャニーズ事務所のアイドル?グループ:TOKIO(トキオ:5名)が、クロネコヤマト(※ヤマト運輸株式会社)の宅急便のドライバーに扮して、宅急便の最終作業であるお客様への「お手渡し」を笑顔で爽やかに演じていたCMのバックで、メンバー全員が声を揃えて語っていたフレーズです。

「これだ!」、初めてこのCMを観て、上記フレーズを聴いた瞬間、少々大袈裟かもしれませんが、私は全身に鳥肌が立ちました。「この短いキャッチ・コピーはサービス業の本質を言い得ている」、と直感したからです。

宅配業務のパイオニアであり、トップ・シェアを誇るヤマト運輸は、自社の宅配業務に「宅急便」という登録商標を持っています。「宅配便」という言葉は業界用語として広く使われていますが、「宅急便」はヤマト運輸社の「登録商標」であり、佐川急便、日本通運、JPエクスプレス(郵便局)、西濃運輸、福山通運などのライバル:同業他社は「宅配便」としか名乗れません…。

ここまでの話しは、私は既知だったのですが、

この【「場所」に届けるんじゃない、「人」に届けるんだ!!】というキャッチ・コピーは、短いながら自社の仕事へのプライドがぐっと凝縮されており、ゆるぎない企業理念を感じましたので、インターネットでヤマト運輸という会社を調べて見ました。すると、

正式名称「ヤマト運輸株式会社」は、1919年(大正8年、なんと「シベリア出兵」の翌年)に大和(やまと)運輸株式会社として創業、93年という約1世紀の歴史を有し、2011年度の連結決算の売上高は1兆2365億蔭、社員数14万余名。宅急便・クロネコメール便を中心とした一般消費者・企業向け小口貨物輸送サービス業に特化した会社(副業なし)であり、宅配業界で38.7%という脅威的なトップ・シェアを誇り、東京都中央区銀座に本社を構える超巨大企業であることが分かりました。

【「場所」に届けるんじゃない、「人」に届けるんだ!!】というこのキャッチ・コピーは、全てのサービス業(広くは「人」を相手とするすべての業種:医療や介護、教育等の分野まで)が、どんなに機械化されても、最終的には「人」と「人」のつながりでサービスが完結することを見事に言い得ていると思います。

ちょっと安易かもしれませんが、

あすなろ鍼法に置き換えれば、【「鍼」を刺すんじゃない、「鍼」を駆使して「治療」するんだ!!】と言えるのではないでしょうか?

私の仕事(保険代理店の営業)では、【「保険」を売るんじゃない、「保険」を通して「安心」を提供するんだ!!】と言えるのではないかと思います…。

民放TV局はここ数年、毎日朝から晩までほとんど、「ワイドショー(=三面記事)番組」と「バカ(=バラエティと呼ばれる類いの軽薄なもの)番組」ばかり延々と放送し続け、私はどんどん民放のTVから遠ざかっていたのですが、このヤマト運輸のCMを偶然見た瞬間、まさに「玉石混交」、「掃き溜めに鶴」の感覚でした。

実は私の会社も、郵便物以外はすべてヤマト運輸のサービスを利用しています。平成18年からですので、もう6年以上のお付き合いになります。

理由は、回収に来られるドライバーの方のほとんどが、挨拶がとてもきちんとしていて、作業もスピーディでありながら丁寧で、荷物を任せられる「安心感」があるからです。

またまた私の独り言を延々と繰り返した感が否めませんが、皆さまはあのCM、どう思われましたか?

※ヤマト運輸株式会社(平成21年度データ)

売上高:1兆2365億2000万蔭、従業員:14万2813名、業界2位である佐川急便の約1.5倍の規模を誇る応物輸送業界のリーディング・カンパニー。

現在、日本には約304万の会社がありますが、その中で東証一部上場企業が約4000社、またその約4000社中でヤマト運輸株式会社は94位と上位100位内にランキングしている企業です。

「宅急便」の登録商標でおなじみの小口貨物と、「メール便」という親書(郵便局しか扱えない手紙)以外の封書配達サービスを両輪とした事業活動を営んでおり、支店・海外拠点は6200箇所以上(そのうち宅急便の営業所は約6000箇所)です。

                        (文責:坂田)

 これで支援会通信の平成25年2月号は終わりです。
 いよいよ今月の「光の春」から、来月は暖かさを伴った「本当の春」になります。皆様どうかこの恵みの春をお楽しみ下さい。