あすなろはり勉強会(2023年10月1日)の報告

○10月の勉強会報告

8か月ぶりの勉強会です。
久々の勉強会だったせいでしょうか、とても熱気にあふれて盛り上がりました。
参加者7名。

今回から勉強会は季節ごとに年4回開催することになり、また、各季に司会担当者が責任をもって行うこととなりました。
今回は嶋田先生の担当です。

小川先生の講義、今回のテーマは「顔面神経」
鍼治療院にも、〔顔面神経麻痺の後遺症〕でみえる方がおられますので、あらためて聴講してみて非常にためになるお話でした。
私たち鍼師が対象とするのは、主にベル麻痺の後遺症です。
予後はよい方ですが、リハビリとともに鍼をすることで素早く、きれいに治っていきます。
この辺り、きちんと患者さまに説明をすることが大切ですね。

嶋田先生の症例発表は、短距離ランナーの肉離れに対する鍼治療。
一般に、競技会前の施術では、ゆるめ過ぎてはいけないといいますが、鍼数を限って、わるい部分をしっかりと取ることで大会でのよい結果を引き出すことができたという症例でした。

嶋田K君からの質問で、〔所見の取りにくい患者さまへの触診について〕の発問があり、各先生方から応答がありました。

午後は、鍼の実技。
お互いに鍼をしあいながら、話に花を咲かせました。