あすなろ通信第89号(1508)

   あすなろ通信第89号(1508)
                                  あすなろ支援会会長 才田 覚

 この「あすなろ通信」は、あすなろ支援会会員の皆様にこれをお届けすることにより、一つはあすなろ支援会会員の方々の動きや鍼と健康に関することを皆様にご理解いただき、皆様のお役に立ちたいこと、そして二つ目には会員相互の一体感を高めて本会を発展させることにより、さらに鍼の普及をはかること、この二つの目的で発行いたしております。
 このようなことでございますので、皆様には本会へのご協力をいただく意味でご連絡、ご意見、お尋ね等々、何でもございましたら会の事務局(下記)までお寄せ下さいますようお願いいたします。

  ・会員募集についてのお願い
 当「あすなろ支援会」では常時会員の募集を行っております。
 これをお読みの会員の皆様も周りの人にこの会へのご入会をお勧め下さいませ。その時の資料として「あすなろ支援会へのご入会案内」を同封致します。皆様よろしくお願い致します。

あすなろ支援会事務局
住所 〒862-0941
熊本市中央区出水8丁目19-24
才田鍼専門治療院気付
あすなろ支援会事務局
電話096-371-1234

あすなろ支援会ホームページアドレス

ようこそ

 さて、今月のあすなろ支援会通信は、会員常時募集についてのお願い(別紙)、事務局からとして
1.メーリングリスト運用順調に推移
2.販売部の販売品価格のお知らせ
それといつもの今月の言葉をお届けします。
また、いつものように、広告のページもあります。

   ・事務局から
1.先月(6月)に運用を開始致しました「あすなろ役員メーリングリスト」は順調に運用が推移し、早速7月の26日に行うSEO対策について(役員研修)ではその力を発揮し、それぞれの仕事の合間をみながらの話し合いはうまくいき、上記の決定をみることができました。

2.販売品価格のお知らせ
 あすなろ支援会の販売部では、鍼治療院に必要な品物の販売を行っております。今月もその価格一覧を掲載致しまして、皆さまのご利用をお待ち致します。
 最近、会長の努力不足で販売が低迷し、このままではやむをえず販売部中止となりそうです。

・あすなろ販売部価格一覧(2015.4)

はり すり下ろし ミルキーウェイ 医交社風
             50本単位 1900円
              1本単位  50円
はり ヤンイー     1箱(税込み) 1100円
はり タフリー 02番  1箱(税込み) 900円
アルコール(イソプロピル) 1本単位 320円
綿花        1袋( 1キロ)  1900円
はり筒           1本   1300円
折りたたみベッド 2万3千円
   これは、初回の組み立てや説明が必要な場合は別に費用が加算されます。

  ・今月の言葉
今月の言葉担当 坂田 勇
平成21年11月から「今月の言葉」を紹介させていただいている坂田と申します。熊本市在住、40代の営業マンです。
私などがこのような場で執筆するのは、正直少々気恥ずかしいのですが、ここで紹介いたします「言葉」が、皆様の毎日の日常に少しでもプラスになればと思い書き進めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

  今月の言葉(15年8月)
今年は※1.大東亜戦争(太平洋戦争)の敗戦から70年目の節目の年です。
恥ずかしながら、私はこれまで一度も※2.靖國神社に参拝したことがありませんでしたので、今年の4月に参拝してきました。
今回は靖國神社社務所が、私が参拝した平成27年4月に拝殿前に社頭掲示していた文書をご紹介します。

※本稿につきましては政治的な判断が分かれるところと思いましたので、才田先生の了解を得まして、本文に入る前に一文を添えました(但し文責は全て私にありますので、これがあすなろ支援会の公式な見解ではないことをご了承ください)。

今月の言葉:65(2015年8月)

遺言書

陸軍憲兵軍曹 相 馬 竹 三 郎 命(そうま たけさぶろうのみこと)
昭和23年4月8日
※3.セレベス島メドナにて※4.法務死
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町出身 29歳

(前略)
我が身は既に陛下に捧げ賜りし身にて、何等惜しくありませんが戦ひ終わりました今日、国の為にたてた勲が仇となり、刑場の露と消えるのは残念至極です。只皇国の復興と郷里に遺せる祖父弟妹の身の上が案ぜられるのみです。今後の兄上様の前途は多岐多難なるも祖父弟妹と御互いに扶け合ひ、また夫婦仲良く暮されん事を望みます。今となっては何も思い残すこともありません。
(中略)
では兄弟よ、長い間の生涯本当にお世話になりました。一足先に永遠の庭へ心静かに旅立ちます。元気にてお身体を大切に、さよなら。
 昭和23年2月17日
              相馬竹三郎
大日本帝國万歳
天皇陛下万歳
大アジア万歳

 遺詠
国敗れ捕らはれの身となりつれど 天地の神に恥づる事なし

この手紙は※5.GHQにより※6.B・C級戦犯として処刑された相馬竹三郎さん(陸軍憲兵軍曹)が、残された兄弟に宛てて書かれたものです。
一読されて分かる通り、日本の敗戦後にGHQから一方的にB・C級戦犯と認定されて処刑される直前であるにもかかわらず、ご自身の身の上を嘆くどころか、残される兄・祖父・弟妹の心配だけを綴られ、「心静かに旅立ちます。」と結んだあと、最期に遺詠として立派な辞世の句を読まれています。

昭和23年に29歳でお亡くなりになっているということは、敗戦時(昭和20年)に26歳、開戦時(昭和16年)には弱冠22歳の若者(今でいえば大学4年生!!)です…。果たして今の日本の平均的な大学生に、これだけ立派な文章と辞世の句を詠む知性があるでしょうか?平均的な大学生どころか、現在48歳の私にも到底無理です…。
相馬竹三郎さんがもしご存命であれば、今年96歳になられます。私たちの祖父・曾祖父たちは、このように高い知性と見識を持ちあわせ、自分のためでなく、家族のため、ひいては国の為に命を投げ出せる勇気を持った方々でした…。

今回、これ以上のコメントは差し控えます。
どうか皆さま、相馬竹三郎さんの遺言書をじっくりとお読みになってください。
マスコミの無責任な戦争(責任)報道に踊らされることなく、大東亜戦争という時代を生きられた先達たちの「心」に触れてみてください。
それが私の切なる願いです。

※1.大東亜戦争:大日本帝国とアメリカ・イギリス・オランダ・ソ連・中華民国などの連合国との間に発生した戦争に対する呼称で、1941年(昭和16年)12月12日に東條内閣が支那事変(日中戦争)も含めて「大東亜戦争」とすると閣議決定した。敗戦後は、GHQによって「軍国主義」と関連があるとされて使用が禁止され、代わりに「太平洋戦争」という呼称を用いるよう規制され、現在に至る。

※2.靖國神社:東京都千代田区九段北にある神社。幕末から明治維新にかけて功のあった志士に始まり、1853年(嘉永6年)のペリー来航(所謂「黒船来航」)以降の日本の国内外の事変・戦争等(主な事変・戦争:戊辰戦争・明治維新、西南戦争、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満洲事変、支那事変、大東亜戦争など)、国事に殉じた軍人、軍属等の戦没者を「英霊」と称して祀り、その柱数(柱(はしら)は神を数える単位)は2004年(平成16年)10月17日現在で計246万6532柱にも及ぶ(幕末の志士である吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作、中岡慎太郎、武市半平太、橋本左内、大村益次郎等も維新殉難者として合祀されている)。

※3.セレベス島:インドネシア中部の島

※4.法務死:刑死者や収監中死亡者の死因を指す用語。専ら第二次世界大戦後の東京裁判を始めとした戦犯裁判による日本人刑死者に対して用いられ、他の用例は見られない。

※5.GHQ:連合国軍最高司令官総司令部(れんごうこくぐんさいこうしれいかんそうしれいぶ)、大東亜戦争(太平洋戦争)の終結に際してポツダム宣言の執行のために日本において占領政策を実施した連合国軍の機関である。ただ、「連合国軍」とはいっても、その多くの職員はアメリカ合衆国軍人とアメリカの民間人、少数のイギリス軍人やオーストラリア軍人などで構成されていた。

※6.B・C級戦犯:B級戦犯およびC級戦犯は、第二次世界大戦の戦勝国である連合国によって布告された極東国際軍事裁判条例における戦争犯罪類型B項「通例の戦争犯罪」、C項「人道に対する罪」に該当する戦争犯罪または戦争犯罪人とされる罪状に問われた個人で、併せてBC級戦犯と総称される。
日本のBC級戦犯は、GHQにより横浜やマニラなど世界49カ所の軍事法廷で裁かれ、のちに減刑された人も含め約1000人が死刑判決を受けたとされる。なお、極東国際軍事裁判(東京裁判)においてもA項目の訴追事由では無罪になったが、B項、C項の訴追理由で有罪になった人がいた(松井石根)。なお、日本ではB級戦犯で裁かれたものの方が多く、C級戦犯は少ない。
★連合国による極東軍事裁判における戦争犯罪人はA級戦犯、B級戦犯、C級戦犯と分類されたが、留意すべき点はA,B,Cは罪の重さではなく、A=国家指導者、B=戦地の作戦指揮官(将校クラス)、C=それ以外、という区分でしかなく、「A級戦犯」という言葉が独り歩きしている現状には注意しなければならない!!
(文責:坂田)

   ・広告のページ
あすなろ通信をお読みの皆さまへ
「今月の言葉」を連載させて頂いております、坂田です。
いつもありがとうございます。
これまであすなろ支援会には、HP作成や「今月の言葉」など、ボランティアに徹して参画して参りました。
しかしながら私の本業である保険代理店業でも、皆さまのお役に立てることがあるかもしれないとの想いから、才田先生の許可を得ましてPRをさせて頂くことになりました。
どうぞ宜しくお願い致します。

私は、東京海上日動火災保険(株)及び東京海上日動あんしん生命保険(株)の代理店:株式会社友和会(ゆうわかい)の営業マンです。
キャリアは今年でちょうど20年目を迎えております。営業エリアは原則的には熊本市及びその近郊です。
取扱商品は、自動車保険・火災保険・傷害保険・自賠責保険など損害保険全般と、医療保険・がん保険・生命保険・個人年金保険など生命保険全般です。
お客様の「万が一」の際に、お役にたてる保険商品を取り扱っております。
何かございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。
何かお役に立てることがあるかもしれません。
ありがとうございます。
〒862-0950
熊本市 中央区 水前寺 4丁目 8-28
 東京海上日動火災代理店
 東京海上日動火災あんしん生命代理店
株式会社 友和会(ゆうわかい) 坂田 勇(さかた いさむ)
事務所:096-383-6660
携帯電話:090-1086-4722

 これで今月のあすなろ通信は終わりです。
 例年になく台風も多く、気候はそのメリハリをはっきりさせつつあります。皆さま、暦は秋になっております。どうぞお健やかにお過ごし下さい。